ダン・エッティンガーとファジル・サイ

10月25日(金)
東京フィル・第839回定期演奏会

ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調
     ~休憩~
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」
 指揮/ダン・エッティンガー
 ピアノ/ファジル・サイ
 コンサートマスター/荒井英治
ピアノの鬼才ファジル・サイと大好きなエッティンガーとの共演で
ラヴェル、シェエラザードが聴けるとあってわくわく気分で出かけました。
ファジル・サイは、いつものジャズ調は発揮しないでおとなしめ、
アンコールで自作の「Ses」と「Deserium」を演奏してくれました。
何とファジル・サイさんは、「シャンハイ・タン」のジャケットを羽織っていましたよ!
黒い絹のチャイナ服で裏地は真ブルー、袖を折り曲げて裏地のブルー色が刺激的。
いくつかサイトを見てみると最近は「シャンハイ・タン」が多いようです。
サイは1970年トルコ生まれ、イスラエルのエッティンガーと、東京でラヴェル、シェエラザード(千一夜物語)なんて
国際色豊かで、東洋的! そして「シャンハイ・タン」。
観客もナニジンか分らないけれども外人が多かった。

10月18日(金)
日本フィル・第654回東京定期演奏会
チャイコフスキー/バレエ組曲「眠れる森の美女」
武満徹/ウォーター・ドリーミング
     ~休憩~
スクリャービン/交響曲第3番「神聖なる詩」
 指揮/アレクサンドル・ラザレフ
 フルート/真鍋恵子
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 フォアシュピーラー/江口有香
 ソロ・チェロ/菊池知也

(さらに…)

読響・スクロヴァチェフスキー

10月12日(土)
読響・第530回定期演奏会

スクロヴァチェフスキ/パッサカリア・イマジナリア
     ~休憩~
ブルックナー/交響曲第4番
 指揮/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
 コンサートマスター/小森谷巧
 フォアシュピーラー/長原幸太(ゲスト)
スクロヴァさんは、この10月3日で90歳になられたらしい。
でも演奏は、若者のように緊張感にあふれていて飽きさせない。
最後のマエストロコールは、すさまじいものでした。
まだあと何回も東京に来ることが出来る・・と思わせるような演奏でした。

10月3日(水)
サルビアホール クァルテット・シリーズ第23回

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第2番ト長調 作品18-2
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番ハ短調 作品110
     ~休憩~
クライスラー/弦楽四重奏曲イ短調
 クァルテット・エクセルシオ

9月28日(金)
日本フィル・第290回横浜定期演奏会

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
     ~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第4番
 指揮/小林研一郎
 ピアノ/清水和音
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 ソロ・チェロ/菊池知也

京都 室町和久傳

10月9日(水)

2日目のランチは、「室町和久傳」、 ここも京町屋の趣を生かした佇まいです。
和久傳5

ps京都食通 032-001

ps京都食通 034-001

 

和久傳
ごま 酢あえ        お造り:鯛とひらまさ      天ぷら
デザートはお萩                      御新香
鱧のどんぶり                       鯛茶漬け

室町和久傳の平日のみ数量限定ランチ3850円なので、和久傳のほんの一端を味わっただけ。
まずはじめに青竹酒が出て来ます。徳利も御猪口も青竹で清々しい。
お料理はと言えば、写真では分かりづらいのですが、手が込んでいて本当においしい!
地下鉄烏丸御池駅の堺町通りにあり、近くには気の利いたお店がたくさん並んでいて、雰囲気もとってもいい!
こんどは休日に来よう。

京都 半兵衛麩 

10月8日(火)~9日(水)

友達5人と京都旅行です。
東京から、名古屋から、広島から、終わってから岡山へ行く人と、いろいろ。
京都駅へ着くとそのままタクシーで京阪清水五条駅近くの「半兵衛麩」へ、
伝統的な京都の町屋の玄関から入ったところにある座敷には、古くから伝わる美術品が飾られており、
その奥に見えるのが、「むし養い」を食べさせてくれる茶房です。

ps京都食通 005-001

半兵衛麩3

2階には「お弁当博物館」があって、古いお弁当箱がたくさん展示してあります。
ps京都食通 009-001

季節の飾りが整えられて
ps京都食通 008-002

ps京都食通 010-002

京料理には欠かせない京麩、京ゆばのいろんな商品がたくさん並べてあって、つい手に取ってしまいます。
ps京都食通 015-003

そして「むし養い」はというと

むし養い2
生麩の3色田楽、竹麩、利休坊   焼き麩の炊いたん湯葉添え  焼き麩のごま酢の物
くみ上げ湯葉                       生麩と湯葉のみぞれ椀
よもぎ麩の白みそ仕立て                   湯葉のから揚げ

これで3150円です。
ゆったりお店を回ってお食事をして「お弁当博物館」などを見て幸せ気分!
もっちり、ふわふわの麩料理や湯葉は結構お腹がいっぱいになるんです。
皆さまも一度ご賞味あれ。

京都グルメ紀行の宿は

京都グルメ紀行の宿は、ダイヤモンド京都ソサエティーです。
鴨川べりにある静かなホテルで、お料理もなかなかです。
ps京都食通 029-001
夕食は、
京都ソサエティー

朝食は、
京都ソアエティーー2

錦小路、一保堂、
京散歩
などなどをめぐって、私は早めに東京へ、他の人はもう一泊したようです。

シャンハイタン 秋・冬 コレクション

9月26日(木)

シャンハイタンの2013秋・冬物コレクションがシャングリラ・ホテルの28階「ロビーラウンジ」で、アフタヌーンティーを飲みながら行われました。

シャンハイタン
シャングリラホテル アフタヌーンティー3段ケーキプレートの
1番上はスイーツで、ココナッツとマンゴーサゴ、栗のモンブラン、ライチとマンダリンのマカロン、タルト、
2段目は鴨とキノコのキッシュと海老のサンドイッチ、サラダロール、
3段目は3種のスコーン 、プレーンと五香粉入りとごま入り
スコーンには、ジャムとクローテッドクリ-ムに加えて桃のクリームとハニーが、
クッキーはシャンハイタン仕様で赤いバッグが描いてあります  可愛らしいオリジナル月餅とともに。
ロンドンのバークレイホテルの(Pret-a-Portea)という名前のアフタヌーンティーは、
有名ファション・デザイナーの最新作をお菓子に表現しているらしいですが、それに近い!
シャンハイタン2
余りはっきり見えなかったらごめんなさい。
9月26日(木)~9月29日(日)までシャングリラ・ホテル東京 エグゼクティブスイート #3634
でシャンハイタン2013秋・冬物 トランクショウをやっていますので、お出かけください。
尚、中国初のトップモデルで、俳優としても活躍する胡兵(フー・ビン)氏がスペシャルゲストとして登場しました。
私はと言うと、太極拳の先生とワクワク気分で行って、フー・ビンさんとたくさん写真を撮りましたよ!
(さらに…)

名古屋で広上「ボレロ」

9月23日(月)
今日はお彼岸、名古屋の実家に行って、ついでに?京響名古屋公演です。
広上指揮で、

デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
~休憩~
リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲
ラヴェル/ボレロ
京都市交響楽団
指揮/広上淳一
ギター/沖仁(おき・じん)
コンサートマスター/泉原隆志

軽快なテンポの曲がそろった今回の演奏会、
「魔法使いの弟子」の次は沖仁さんのギターで「アランフェス協奏曲」
リムスキー・コルサコフの「スペイン奇想曲」も素敵だけれど、
やはり、「ボレロ」で名古屋の暑さも吹っ飛びました。
広上さんの短いスピーチがあり、
初めて指揮者として仕事をしたのが、名古屋、名フィルだったと感慨無量!
「半沢直樹」は、続編があるに違いないと、
〝クラシック、聴くなら今でしょ〟とブラームスのハンガリー舞曲6番をアンコールしてくれました。
広上-1
新幹線からは、ちょっぴり富士山がみえました。
名鉄百貨店の前に背の高い〝ナナちゃん人形〟、服装学校の生徒さんが斬新な衣装を作っているとか。
お昼は、兄宅でご馳走になり、いつものように愛知県芸術劇場まで車で送ってもらい、会場へ。
演奏会後はJRセントラルタワー13Fで山本屋総本の〝味噌煮込みうどん〟を食べてきました。
とてもアルデンテで、〝地元の人は食べないよ〟と兄は言っていましたが!
そして今回は、美濃忠の「栗羊羹」と「雪花の舞」をゲット。
「栗羊羹」「雪花の舞」とも皆さんに好評でした。

東フィル・ヴィヴァルディー「四季」

9月22日(金)
東フィル・第837回定期演奏会

ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」作品8~「四季」
     ~休憩~
R.シュトラウス/交響的幻想曲「イタリアより」作品16
 指揮/園田隆一郎
 ヴァイオリン/三浦文彰
 コンサートマスター/三浦章宏
突然、イタリアの指揮者アルベルト・ゼッダの代わりに園田隆一郎という張り紙があってびっくりしたのですが、
そんなこともあってか、ヴィヴァルディの「四季」は指揮者なしで、三浦君の弾き振りでした。
コンサートマスターがお父様の三浦彰宏なので、ソリストの三浦文彰も弾きやすそう。
音色も似ていて各パートのトップもまるで孫と共演をしている感じでした。
そして三浦君のテクニックですから、素晴らしい「四季」が聴けました。
「イタリアより」は、ドイツ人R.シュトラウスの作品で、第4楽章にフニクリ・フニクラという有名な曲が出てきます。
余り聞きなれない曲のためでしょうかアンコールは、ロッシーニ「チェネレントラ」序曲で締めくくり、
東フィルらしい楽しい演奏会でした。

Noriko’s Day

9月7日(土)
ミューザ川崎シフォニーホールにて、開催された小川典子と仲間達のワンデー・スペシャル・イベントです。
小川典子さんと言えばイギリスでも、日本でも活躍されているピアニストで、この川崎シンフォニーホールのアドバイザーでもあります。
イギリスでは、音楽とともに日本文化を紹介するイヴェントも行なっています。
今日は、ゲストに かたせ梨乃さん鮫島有美子さん、ピアニストのローナン・オホラさんを迎えての、コンサートです。
noriko2.jpg
ランチタイム・コンサートでは、
ローナン・オホラさんとベートーヴェンの交響曲第7番
ラヴェルのラ・ヴァルス
アフタヌーン・コンサートでは、
かたせ梨乃さんとプレトークの後リサイタル

ドビュシー、ラヴェル、ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」
かたせ梨乃さんは、大人になってから小川典子さんのお母様にピアノを
習っているそうです。
そして、テレビで見るよりずーっとスレンダーな、
深くスリットの入った黒のロングドレスをお召のかたせ梨乃さんでした。
イブニング・ラブソングでは、
鮫島有美子さんの歌、典子さんピアノで、世界の愛の歌
武満徹さんの素敵な歌の数々と、シューベルトの「菩提樹」
サティー、ガーシュインなど大人の歌を聞かせてくれました。
髪の毛をショートにした鮫島さん素敵でしたので写真を撮らせて
いただきました。

インキネン・日フィル

9月6日(金)
日本フィル・第653回東京定期演奏会

≪生誕200年記念オール・ワーグナー・プログラム≫
ワーグナー/ジークフリート牧歌
ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
     ~休憩~
ワーグナー/楽劇「ワルキューレ」第1幕
 指揮/ピエタリ・インキネン
 ソプラノ/エディス・ハーラー
 テノール/サイモン・オニール
 バス/マーティン・スネル
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 フォアシュピーラー/江口有香
 ソロ・チェロ/菊池知也

サントリーホールの大ホールが3人の声に圧倒されました。
ソプラノ/エディス・ハーラー、 テノール/サイモン・オニール、 バス/マーティン・スネル
インキネン君がすでにレコード化している「リング」の歌手たちということで、とても親しげな雰囲気。
ワグナーのオペラの一端が聴けたという意味では、本当に価値のある演奏会でした。
インキネン君、この公演に先立って平井専務理事と京都散策を楽しみ、金閣寺の鐘をついたとか。
長く日フィルとの関係を保ってくださいね。
さらにインキネン君は、とんこつラーメンが大好きで、来年の九州公演のために九州のガイドブックで勉強中?
東京からも駆けつけますからよろしく!

読響・カンブルラン

9月3日(火)
読売日響・第529回定期演奏会

≪ブリテン生誕100年≫
ブリテン/「ラクリメ」~弦楽とヴィオラのための
ブリテン/シンフォニア・ダ・レクイエム
     ~休憩~
ウストヴォーリスカヤ/コンポジション第2番「怒りの日」
ストラヴィンスキー/詩編交響曲
 指揮/シルヴァン・カンブルラン
 ヴィオラ/鈴木康浩
 合唱/新国立劇場合唱団
 コンサートマスター/デヴィッド・ノーラン(ゲスト)
 フォアシュピーラー/鈴木理恵子
宗教音楽繋がりでしょうか。
ウストヴォーリスカヤ/コンポジション第2番「怒りの日」は、となりに楽譜を開いている人がいたので、
一緒に見ましたが、面白い曲です。
コントラバス8本とピアノと箱のようなもの(43×43cm)をバチでたたいて音を出すんです。
因みにウストヴォーリスカヤという人は女性で、ショスタコビッチの愛人だったとか。
カンブルランさん凝ったプログラムでしたね。

広上・読響 三大交響曲

8月21日(水)
読売交響楽団サマーフェスティバル ≪三大交響曲≫ 東京芸術劇場

シューベルト/交響曲第7番「未完成」
ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」
     ~休憩~
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界から」
 管弦楽/読売日本交響楽団
 指揮/広上淳一
 コンサートマスター/ダニエル・ゲーデ
 フォアシュピーラー/鈴木理恵子
改装した後初めて、長いエスカレーターが半分に折れて曲がっていました。
今日は、誰にも会わないだろうと思っていましたが、広上好きの仲間がチラホラいましたよ~。
蒸し暑い夏のひと時、気の引き締まる広上さんと読響の豪華なる交響曲の夕べ・・・でした。