読響・第544回定期演奏会

1月16日(金)

読響1月定期演奏会は、準・メルクル指揮、ピアノは金子三勇士です。
二人とも日本人二世。

ウェーベルン/パッサカリア
シューマン/ピアノ協奏曲
~休憩~
ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲第1番
指揮/準・メルクル
ピアノ/金子三勇士
コンサートマスター/小森谷巧
フォアシュピーラー/長原幸太

家でブラームスピアノ四重奏曲第1番そのものとシェーンベルグ編と聴き比べてみました。
ハンガリーに行ってみた~ぃ。

日フィル ニュー・イヤー・コンサート

1月10日(土)

2015年の初演奏会は、小林研一郎指揮 日フィル横浜定期演奏会のニューイヤーコンサートです。

ヨハン・シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」~「侯爵様、あなたのようなお方は」
ヨハン・シュトラウスⅡ世/トリッチ・トラッチ・ポルカ
レハール/喜歌劇「メリー・ウイドウ」~「ヴィリアの歌」
ヨハン・シュトラウスⅡ世/ワルツ「美しく青きドナウ」
ヨハン・シュトラウスⅡ世/ワルツ「春の声」
~休憩~
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

指揮/小林研一郎
ソプラノ/天羽明恵
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也

天羽明恵さんの美しいソプラノで、オペレッタの“こうもり”から「公爵様、あなたのようなお方は」、“メリー・ウイドウ”より「ヴィリアの歌」、シュトラウスの「春の歌」。

後半は「新世界より」

アンコールにコバケンさん独特の「ハンガリー舞曲第5番」で、締めくくります。

演奏会後は、シーズンファイナルパーティーがありましたが、私達は、桜木町「パウザ」にて新年の御挨拶です。

 

明けましておめでとうございます

1月1日

2015年の幕開けです。

皆様、明けましておめでとうございます。

 

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夜、7:00~NHK Eテレ
ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2015
がウィーン楽友協会から衛星生中継されました。
指揮はズービン・メータ、管弦楽はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

曲目は、
「“ウィーンの朝・昼・晩”序曲」フランツ・フォン・スッペ作曲
「ワルツ“東洋の物語”」 ヨハン・シュトラウス作曲
「ポルカ“ウィーンの生活”」 ヨーゼフ・シュトラウス作曲
「ポルカ“人が笑い生きるところ”」
エドゥアルト・シュトラウス作曲
「ワルツ“オーストリアの村つばめ”」
ヨーゼフ・シュトラウス作曲
「ポルカ“ドナウのほとりから”」 ヨハン・シュトラウス作曲
「常動曲」 ヨハン・シュトラウス作曲
「加速度ワルツ」 ヨハン・シュトラウス作曲
「電磁気ポルカ」 ヨハン・シュトラウス作曲
「ポルカ“蒸気をあげて”」 エドゥアルト・シュトラウス作曲
「ワルツ“エルベ川にて”」 ヨハン・シュトラウス作曲
「アンネン・ポルカ」 ヨハン・シュトラウス作曲
「シャンペン・ギャロップ」 ハンス・クリスチャン・ロンビ作曲
「学生ポルカ」 ヨハン・シュトラウス作曲
「自由行進曲」 ヨハン・シュトラウス(父)作曲
「ワルツ“酒・女・歌”」 ヨハン・シュトラウス作曲
「ポルカ“粋に”」 エドゥアルト・シュトラウス作曲
「美しく青きドナウ」 ヨハン・シュトラウス作曲
「ラデツキー行進曲」 ヨハン・シュトラウス(父)作曲

今回、ひときわ日本女性の着物姿が目立ちました。
日本の着物が華やかなニューイヤーコンサートにはぴったりというわけですね。
日本女性のパワー全開です。

1月12日 BSプレミアム 午前0時00分~午前3時00分に再放送されます。

日本フィル・第303回横浜定期演奏会

 

12月13日(土)

クリスマス・イルミネーションでいっぱいの桜木町駅から

今日はカメラを持ってクリスマス風景の写真と今年最後の日フィル横浜定期演奏会を聴きにきました。

いつも通っている桜木町からの港の風景が一番いいんだなと再確認。

今は亡き美重子さんに感謝です。 曲は、ベートーヴェンの第九

 

シベリウス/交響詩「タピオラ」

~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」
指揮/高関健
ソプラノ/半田美和子
アルト/坂本朱
テノール錦織健
バリトン/堀内康雄
合唱/東京音楽大学
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/九鬼明子
ソロ・チェロ/菊地知也

来年生誕150年を迎えるシベリウスの「タピオラ」から

高関さんのかっちりした第九を聴いた後は「パウザ」でお楽しみお食事会です。

皆様もよいお年を!

 

 

シューマン・クァルテット

11月30日(日)

晴海の第一生命ホールにてSQWのシューマン・クァルテットを聴いてきました。

ハイドン/弦楽四重奏曲第79番ニ長調作品76-5「ラルゴ」
アイヴス/弦楽四重奏曲第2番
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
シューマン・クァルテット

いま注目のクァルテット。
シューマン兄弟3人と美人女性ヴィオラの4人組です。
シューマン兄弟は、お母さんが日本人なので、日本語をしゃべることが出来ます。

2番目の曲アイブスの曲が面白い。第1楽章は Discussions (討論)、第2楽章 Arguments (論争)、第3楽章には The Call of the Mountains (山々の呼び声)という表題が付けられています。
曲中に、アメリカ民謡や、チャイコフスキーの悲愴、ブラームスの2番、ベートーヴェンの第9なども出てきて、前衛作曲家らしい面白いものでした。

アイブスは、前衛作曲家では食っていけないと保険会社を立ち上げ社長になった人。
作曲家と社長の2足のわらじを履いて病気をし、保険業一筋にした。
保険会社の社長だけでも大変なのにこんな面白い曲を作るとは。

最後のベートーヴェンの14番の後、アンコールにモーツァルトのプロシア王第1から2楽章を。
ちゃっかり日本語でCDの宣伝もしていきました。

インキネン・日フィル横浜定期

11月22日(土)

日本フィル・第302回横浜定期演奏会

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー/交響詩「海」
~休憩~
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲
指揮/ピエタリ・インキネン
ピアノ/舘野泉
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也

インキネンのフランスものです。

ドビュッシー「牧神」も「海」もゆっくり目で音の微妙な色合いを楽しみ、

舘野さんの「左手のためのピアノ協奏曲」温かく豊かな音色がホールを包み込みます。

最後の「ダフニスとクロエ」第2組曲は大音響のテンポ早めで気持ちの良いラヴェルでした。

 

11月21日(金)

サルビアホール 第39回クァルテット・シリーズ シュトイデ・クァルテット

モーツァルト/弦楽四重奏曲第14番ト長調K387
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第11番へ短調作品95「セリオーソ」
~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」

ウィーン・フィルのメンバーで構成されるウィーンのクァルテットですから名曲シリーズのようなものです。

でもとっても気持ちよく聴くことが出来ました。
そしてアンコールがドヴォルザークのアメリカから2楽章、ノリノリでしたよ。

 

ぷらっと京都へ エクの定期と紅葉

11月16日(日)~17日(月)

京都へクァルテット・エクセルシオの演奏会を聴きに、そして京都の紅葉を見に行ってきました。

まだ京都市内の紅葉は5分咲きくらいでしたが、まあそれはそれとして楽しんできました。

エクの演奏は、ホールが桂方面の青山音楽記念館バロックザールなので、

朝7:00の新幹線に乗って桂方面の鈴虫寺、竹の寺を回って、3:00からの演奏会に、

夜は仲間と京都駅で夕食をし、次の日は同じ仲間のHさんと主人と私とで鞍馬、貴船に行きました。

 

クァルテット・エクセルシオ第10回京都定期演奏会   青山音楽記念館 バロックザール

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 作品127
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番イ短調 作品132

青山音楽記念館 バロックザール

エク京都 001

 

鈴虫寺

psエク京都 047-001

 

松尾大社 七五三

psエク京都 093-001

 

竹の寺

psエク京都 114-003

 

 

鞍馬・貴船神社・竹の寺・鈴虫寺・松尾神社

日生劇場 オペラ・「アイナダマール」

11月15日(土)

日生劇場「アイナダマール(涙の泉)」

マルガリータ・シルグ/横山恵子
ヌリア/見角悠代
ロルカ/清水華澄
ルイス・アロンソ/石塚隆充
ホセ・トリバルディ/加藤宏隆
闘牛士/柴山秀明
教師/狩野賢一
合唱/C.ヴィレッジシンガーズ
管弦楽/読売日本交響楽団
指揮/広上淳一
演出/粟國淳

11月15日、16日にオスバルド・ゴリホフのオペラ「アイナダマール」が日本初演されました。
ゴリホフは、1960年アルゼンチン生まれ現在も生きています。

題材はスペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカがスペイン内戦で殺害された事件を中心にしたもので、台本はデイヴィッド・ヘンリー・ウォンさん、戯曲では「M・バタフライ」「チングリッシュ」「ダンスと鉄道」ブロードウェイミュージカルでは「アイーダ」「フラワー・ドラム・ソング」「ターザン」など手がけて数々の賞を受賞している。

物語は、80歳になるロルカ作品で主役を演じてきたマルガリータ・シルグが、後継者であるヌリアにロルカとの出会いを語り始めるところからオペラが始まります。

暗い題材ですが、ロルカの殺害者であるアロンソ役のフラメンコの歌手(石塚隆充)が、素晴らしい歌を聴かせてくれたことが全体を引き締めてくれました。

インキネン・日フィル

11月14日(金)

日本フィル・第665回東京定期演奏会

シベリウス/交響詩「大洋の女神」
~休憩~
マーラー/交響曲第7番
指揮/ピエタリ・インキネン
コンサートマスター/西本幸弘(ゲスト)
フォアシュピーラー/齊藤政和
ソロ・チェロ/菊地知也

シベリウスの「大洋の女神」は、シベリウスがアメリカに向かう船の中で作曲したといわれている。
マーラーの7番「夜の曲」は、あまり聞いたことがない難解な曲ですが、インキネンの手にかかると、判りやすく、テンポも速い。

今回アフタートークがあって、つぎのマーラーは「大地の歌」をやってくれるそうです とっても楽しみ!

 

11月11日(火)

サルビアホール 第38回クァルテット・シリーズ
ミンゲット クァルテット

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第2番イ短調 作品13
ヴィトマン/弦楽四重奏曲第3番「狩の四重奏」
~休憩~
メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第6番へ短調 作品80

メンデルスゾーンの間に挟まれたヴィドマンの「狩の四重奏」が今回注目。
最初4人が弓を振り回して〝ヘイ〟と掛け声をかけてから弾き出す。
最後は獲物であるチェロに向けて攻撃し、チェロ(獲物)が悶えて息絶える・・ と。

面白ーい。

日フィル・ラザレフ

10月24日(金)

日本フィル・第664回東京定期演奏会

チャイコフスキー/弦楽セレナーデ
~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第4番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/九鬼明子
ソロ・チェロ/菊地知也

コマーシャルの〝オージンジ オージンジ 〟で有名なチャイコフスキーの弦楽セレナーデ、
ラザレフにかかると真面目に聴き入ってしまいます。

ショスタコーヴィチの4番は、あまり演奏されることのない曲、1936年に作曲されて1961年12月30日に初演されるまで長い間葬り去られていた。
演奏が終わったあとも長い沈黙と祈るようなポーズがありました。

 

 

10月18日(土)

日本フィル・第301回横浜定期演奏会

リスト/交響詩「タッソ、悲哀と勝利」
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
~休憩~
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラかく語りき」
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン/佐藤俊介
チェロ/山崎伸子
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也

 

クァルテット・エクセルシオ弦楽四重奏の旅#1

10月13日(月)

クァルテット・エクセルシオの新シリーズ「弦楽四重奏の旅#1」~チェコ、ボヘミアの傑作選~

ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番へ長調作品96「アメリカ」
ヤナーチェク/弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
~休憩~
スメタナ/弦楽四重奏曲第1番ホ短調「我が生涯より」
クァルテット・エクセルシオ

名曲と言われる曲ばかりですが、台風が来そうな天候にもかかわらずエク・ファンの方々がたくさん来ていました。

 

10月10日(金)

サルビアホール第37回クァルテットシリーズ

ドイツのヘンシェル・クァルテットのコンサートです。

モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番イ長調K464
シュルホフ/弦楽四重奏のための5つの小品
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番イ短調 作品132

名門クァルテットのヘンシェル・クァルテットはエクセルシオと同じく結成20周年だそうです。
サルビアホール満席です。

シュルホフは、ユダヤ系のチェコ人でアウシュヴィッツで亡くなった人。
5つの小品は、①ウィンナ・ワルツ風 ②セレナード風 ③チェコ風 ④タンゴ・ミロンガ風 ⑤タランテラ風

 

10月9日(木)

読売日響・第541回定期演奏会

ブルックナー/交響曲第0番
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第7番
指揮/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
コンサートマスター/長原幸太
フォアシュピーラー/小森谷巧

今年91歳になったスクロヴァチェフスキさん
透き通ってきりりとひきしまった演奏は、衰えていません。
最後は拍手の嵐で何度も舞台に出てこられました。

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