長柄でクァルテット・エクセルシオ

10月4日(日)

2度目の長柄(ながら)です。
生命の森リゾート、森のホールにてクァルテット・エクセルシオの演奏会。

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サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より白
(チェロ/大友肇、ピアノ/野本哲雄)
サンーサーンス:アレグロ・アパッショナート
(チェロ/大友肇、ピアノ/野本哲雄)
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラの二重奏 変ホ長調
(ヴァイオリン/山田百子、ヴィオラ/吉田由紀子)
シューマン:『おとぎの絵本』より第1曲と第4曲
(ヴィオラ/吉田由紀子、ピアノ/野本哲雄
エルガー:愛のあいさつ
(ヴァイオリン/山田百子、ピアノ/野本哲雄)
モンティ:チャールダーシュ
(ヴァイオリン/山田百子、ピアノ/野本哲雄)
~  休憩 ~
ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調
(チェロ/大友肇、ヴァイオリン/山田百子 ヴィオラ/吉田由紀子)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調
(ヴァイオリン/山田百子、ヴィオラ/吉田由紀子、チェロ/大友肇、ピアノ/野本哲雄)

それぞれのソロがあって、日々野和子さんの楽しいお喋りとともにほんのり温かな演奏会でした。

 

秋、真っ只中の千葉長柄「生命の森」

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            秋ですね~

 

 

二期会 ダナエの愛

10月2日(金)

東京文化会館にてリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ダナエの愛」

ユピテル/小森輝彦
メルクール/児玉和弘
ポルクス/村上公太
ダナエ/林正子
クサンテ/平井香織
ミダス/福井敬
ゼメレ/山口清子
オイローパ/澤村翔子
アルクメーネ/磯地美樹
レダ/与田朝子
4人の王と4人の衛兵/前川健生、鹿野浩史、杉浦隆大、松井永太郎
小姓/大平媛
合唱/二期会合唱団
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/準メルクル
演出/深作健太

リヒャルト・シュトラウスの15のオペラのうち、最後から2つ目の作品。
ギリシャ神話の王女ダナエ、王ミダス、ユピテル(ゼウス)の「愛と黄金」の三角関係のお話です。
触れるものみな黄金と化すミダス王の神話と黄金の雨の姿でダナエと交わるエピテルの神話。
美術史における「ダナエ」は、魅力的な女性の代名詞で、クリムトの絵画ですと、

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リヒャルト・シュトラウスもクリムトも黄金を表現すればピカイチですものね!
そして晩年の作品なのか、「黄金」より「愛」の方を選んだダナエはミダスと幸せに暮らす。
あまり上演されなかったのは、主役たちの声楽的な負担が大きいことと、
黄金をふんだんに用いるコスト上問題とのこと。
ダナエの林正子さん、若者ミダスの福井敬さん、老人で権力者ユピテルの小森輝彦さん
共によく雰囲気を出していた。
今回の演出は深作健太さん、バトルロワイヤルの映画監督ですが、意外にもおとなし目な演出でした。

サルビアホール 第48回クアルテットシリーズ

9月28日(月)

初登場のモーツァルトハウス・ウィーン・ストリング・クァルテットは、モーツァルトがウィーン時代を過ごした現存する唯一の家「モーツァルトハウス」のレジデント・クァルテットとして2013年に結成された。

モーツァルト/弦楽四重奏曲第15番二短調K421
ハイドン/弦楽四重奏曲第62番ハ長調作品76-3「皇帝」
~休憩~
モーツァルト/弦楽四重奏曲第21番二長調K575
モーツァルトハウス・ウィーン・ストリング・クァルテット

太っているがとてもチャーミングな、ヤヴォルカイ兄弟、シャンドール・ヤヴォルカイ(1stV)とアダム・ヤヴォルカイ(チェロ)、日本人の高橋和喜さん(2ndV)、Violaがアレクサンダー・パークさん。

純正ロマのヤヴォルカイ兄弟がぐいぐい引っぱっていて、高橋和喜さんとアレクサンダー・パークさんが少し異色な感じがしました。

 

 

映画・黒衣の刺客

9月20日(日)

渋谷TOEIで映画「黒衣の刺客」を見てきました。

黒衣の刺客

第68回カンヌ国際映画祭≪監督賞≫受賞の作品です。

監督・候孝賢(ホウ・シャオシェン)

スー・チー
チャン・チェン
妻夫木 聡
忽那 汐里
シュー・ファンイー

リー・ピンビンのカメラワークが見たかったので行ってきました。
日本の京都、奈良、兵庫などでも撮影されたようです。
絹の衣装が何とも艶があって美しかった。

ストーリーは、女道士に刺客として育てられた隠娘(スー・チー)、
標的は、かつての許嫁であった田季安(チャン・チェン)、
ある日、窮地を日本人遣唐使(妻夫木聡)に助けられ、
人間らしさを取り戻してゆくというもの。

ナレーションがあって、役者の言葉がとても少ないので、
リー・ピンビンのカメラワークと、リー・チャンの荘厳な音楽を
たっぷり堪能することが出来ました。

今、中国の評判があまりよくないので、残念ながらお客は少なかったようです。
帰りは、ヒカリエに寄って、ジョエル・ロブションのパン、栗のカンパーニュを買って帰りました。

 

日本フィル・第310回横浜定期演奏会

9月19日(土)

横浜日本フィルの新シーズンが始まりました。
指揮は、藤岡幸夫さん。

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
~休憩~
グノー/聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニス
指揮/藤岡幸夫
ピアノ/ソヌ・イェゴン
ソプラノ/半田美和子
テノール/鈴木准
バリトン/浅井隆仁
合唱/日本フィルハーモニー協会合唱団
コンサートマスター/千葉清加
フォアシュピーラー/齊藤政和
ソロ・チェロ/辻本玲

ラフマニノフの3番と言えば最も難しいと言われている曲ですが、難なく弾きこなしてしまった
ソヌ・イェゴンは、日本フィルの〝輝け アジアの星〟の一人で韓国生まれ。

フランス人のグノーの聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニス
声を張り上げることなく美しく歌い上げていて、日フィル合唱団の人も結構満足していました。

 

 

読響9月は、「トリスタンとイゾルデ」

9月6日(日)

読響の551回サントリー定期演奏会。
カンブルラン「トリスタンとイゾルデ」演奏会形式です。
天候不順な日が続いて、鬱陶しい気分を吹き飛ばしてくれました。
3:00pm~8:00pmの間、2回の30分休憩

ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲(演奏会形式、字幕付き)
指揮/シルヴァン・カンブルラン
トリスタン/エリン・ケイヴス
イゾルデ/レイチェル・ニコルズ
マルケ王/アッティラ・ユン
ブランゲーネ/クラウディア・マーンケ
クルヴェナル/石野繁生
メロート/アンドレ・モルシュ
若い水夫、舵手、牧童/与儀巧
男声合唱/新国立劇場合唱団(合唱指揮/冨平恭平)
副指揮/ティル・ドレーマン
コンサートマスター/長原幸太

アリアで曲は何度も聴いていますが、通しで聴くのは、初めて。
アイルランド、コーンウォール、ブルターニュを結ぶ悲劇のラブストーリーなんですね!
イゾルデ役が交代で、若いレイチェル・ニコルズになったので、これも良かったと!
マルケ王のアッティラ・ユン、クルヴェナルの石野繁生がとくによかった。

3000円の駐車代もバイロイトに行ったつもりになれば平気ですね。
カンブルランさん、次はどんなオペラをやってくれるか楽しみです。

日本フィル 第673回東京定期演奏会

9月4日(金)

涼しくなってやっと演奏会のシーズンがやってきました。
9月がシーズンスタートとなる日本フィルの演奏会、
まずは正指揮者の山田和樹さん そして、若きサクソフォン奏者は、上野耕平さんです。

日フィル

 

ミヨー/バレエ音楽「世界の創造」
ベートーヴェン/交響曲第1番
~休憩~
イベール/アルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲
別宮貞夫/交響曲第1番(日本フィル・シリーズ再演企画第9弾)
指揮/山田和樹
サクソフォン/上野耕平
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也

ミヨーとイベールは、サックス演奏が上野耕平君、1992年生まれ。
数々のコンクールで受賞し、「題名のない音楽会」で山田和樹さんと共演して絶賛された。

ベートーヴェンは、16型で、第2楽章と第4楽章はじめに思い切った事をして楽しませてくれました。初めての経験。

別宮貞夫さんの生まれた1922年は、ミヨーのバレエ音楽「世界の創造」が出来上がった年だそうです。
交響曲第1番 第1楽章〝あこがれ〟 第2楽章〝たたかい〟 第3楽章〝なげき〟 第4楽章〝・・・そしてまた〟と副題がついている。

ザ・ウインザーホテル洞爺湖

8月2日~4日の旅で立ち寄った洞爺湖ウインザーホテルのあるポロモイ山頂は、

625mなんですが、雲海がみえるそうです。

 

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フルートとピアノの演奏をしていました。

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そして私たちは、軽い食事とコーヒー、ケーキを。

ケーキ4

北海道では、このごろトマムの雲海が有名ですが、ウインザーホテルからでも雲海が見られるんですね!

 

北海道で涼む

8月2日(日)~4日(火)

飛行機で函館まで行き、函館~新千歳までレンタカーを借りてドライブです。

先ずは、函館空港で美味しい海鮮丼を頂きました。

 

海鮮丼

 

来年3月には、北海道新幹線が、新青森~新函館北斗の間を開通するということで、
なんだかざわつく函館近辺です。

函館~大沼を経て、洞爺湖へ
2008年北海道洞爺湖サミットが開かれて有名になった、ザ・ウインザーホテル洞爺は、〝夢よもう一度〟といった雰囲気で佇んでいます。
何故って、来年3月に新幹線が開通されるのは、当分の間、新青森~新函館北斗間だけなので、札幌に開通されるまでは、函館の天国ですね!

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ということで、洞爺湖のほとりにも野口リゾートの素晴らしいホテル〝乃の風リゾート〟が出来ていました。

 

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広上・京響 名古屋公演

7月30日(木)

うだるような暑さの中、名古屋まで行ってきました。
広上さんに興味のある友達二人と私達二人、名古屋オアシス21の中のお豆腐料理屋さんで待ち合わせ、学生時代のその後の噂話に花を咲かせながら2時間ばかりお喋りして、演奏会場へ。

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K488
~休憩~
ベルリオーズ/幻想交響曲
指揮/広上淳一
ピアノ/清水和音
コンサートマスター/泉原隆志
フォアシュピーラー/渡邊穣

最初のラヴェルからしてヨーロッパのセピア色の音がして、ヨーロッパ公演のお土産をいただきました。というのも、京響はこの5月、6月にフィレンツェなどのヨーロッパ公演で大喝采を博して来たので。
清水和音さんのモーツァルトのピアノ協奏曲が終わると、アンコールは最初のパヴァーヌのピアノ版。同じ演奏会で、亡き王女のためのパヴァーヌの原曲と管弦楽編曲版と両方が聴けて観客も大満足です。
最後はベルリオーズの幻想、もう素晴らしい熱演でした。名古屋の聴衆も〝あの指揮者、すごく頑張っとったねー〟と。
アンコールは、コバケンさんの物まねで「ダニーボーイ」。
重厚で、英国の香りがして、素敵な「ダニーボーイ」でした。

演奏会って、行ってみなければわからない。
来年、京響名古屋公演は、6月だそうです。
好奇心いっぱいの名古屋の友人達、これから何が起こるか分らない!

名古屋駅の近くの兄の家には、いつも行って、車で演奏会場に送ってもらうんですよね。
またよろしく!

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