広上・日フィル

7月10日(金)

日本フィル・第672回東京定期演奏会
7月の日フィルは、このところ広上さん指揮になっていますが、
来年日フィル広上指揮は、春の3月のようです。

エルガー/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
メンデルスゾーン/交響曲第3番
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/ダニエル・ホープ
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也

ヴァイオリンソリストのダニエル・ホープのヴァイオリンは、1742年製のグァルネリ・デル・ジェス、
最高のテクニックでエルガーのヴァイオリン協奏曲。
アンコールがあって、ヴェストホフ(1656-1705)の「鐘の模倣」
メンデルスゾーンの「スコットランド」は、もう何も言うことがないくらい。

エク第29回東京定期演奏会

7月9日(木)

結成21年目に入ったクァルテット・エクセルシオ。
西野ゆかさんが、今年いっぱい休養ということで、

ドホナーニ/弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 作品10
ベートーヴェン/弦楽三重奏曲第2番ト長調 作品9-1
~休憩~
ブラームス/ピアノ四重奏曲第1番ト短調 作品25
クァルテット・エクセルシオ
ピアノ/近藤嘉宏

いつもは聴けないドホナーニとベートーヴェンの弦楽三重奏曲とブラームスのピアノ四重奏曲。
近藤嘉宏さんのピアノを加えてのブラームスのピアノ四重奏曲、特に最後の「ジプシー風ロンド」は圧巻でした。終わりは皆笑顔でブラボー、ブラボー。
ひとり欠席するのもたまにはよいことですね。

広上・神奈川フィル

7月4日(土)

神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第5回音楽堂シリーズ定期演奏会、
今回は、常任指揮者の川瀬賢太郎さんの先生にあたる広上淳一さん指揮です。

細川俊夫/瞑想~3月11日の津波の犠牲者に捧げる~(日本初演)
ハイドン/協奏交響曲
~休憩~
ハイドン/交響曲第100番ト長調「軍隊」
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/石田泰尚
チェロ/門脇大樹
オーボエ/古山真里江
ファゴット/鈴木一成
コンサートマスター/廣岡克隆(前半)、石田泰尚(後半)

もちろん広上さんを目当てに行ったのですが
川瀬賢太郎君、生で見た方がずーっと素敵ですね。
先ず川瀬、広上、細川の3人でプレトークがあり、
細川作日本初演の「瞑想」
神奈フィルのメンバー4人によるハイドンの協奏交響曲。
メンバー4人によるアンコールもありました。ハイドンのディヴェルティメント第46番の1楽章アレグロ・コン・スピリート。
最後に、指揮科の広上先生の教科書ともいえる「軍隊」は、躍動感が溢れて、ほんとうに面白い演奏でした。

 

鶴見でモルゴーア・クァルテット

7月1日(水)

鶴見の音楽オアシス サルビアホールでの クァルテットシリーズ第47回は、何故か完売だったそうです。

ハイドン/弦楽四重奏曲第39番ハ長調作品33-3「鳥」
プログレッシヴ・ロック・アルバム「原子心母の危機」から
~休憩~
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第2番イ長調作品68
モルゴーア・クァルテット

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏を弾くために結成されたグループ。
今回は、1st ヴァイオリンの荒井さんが編曲したプログレッシブ・ロックに人気があったのかしら。
もちろん、ショスタコーヴィチの2番もロックみたいに面白い。
とくにアンコールで弾いたショスタコーヴィチの弦楽四重奏第10番の2楽章は、もうジャズですね。

それで今年のカウントダウン、ショスタコーヴィチ全曲演奏会がみなとみらい小ホールで開催されるそうです。

 

 

イタリアン  アマルフィ・デラセーラ

6月23日(火)

鎌倉から江ノ電に乗って長谷寺の紫陽花を見に行ってきました。

お昼は、七里ヶ浜の天空の見えるイタリアンレストラン、アマルフィ デラセーラで。

アマルフィ

 

パスタ
赤座エビと鮮魚のラグー、ムール貝のトマトソース リングイネ

ピッツア
パンチェッタ

七里ヶ浜の駅を降りて、江の島の方面に進み結構階段をよじ登ったところにあります。
そのためとっても見晴らしがよくって、いい気持ち!

鵠沼海岸 サロン・コンサート

鎌倉の夜は、鵠沼海岸でサロンコンサートです。
小田急江ノ島線・鵠沼海岸駅から歩いて7分。
L’ESPRIT FRANCAIS   レスプリ・フランセ

 

エスプリ・フランセ3

第343回・鵠沼サロン・コンサート

バッハ/無伴奏チェロ組曲第5番
シベリウス/主題と変奏ニ短調
~休憩~
ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第4番ハ長調作品102-1
ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第5番二長調作品102-2
チェロ/ミハル・カニュカ
ピアノ/三輪郁

プラジャーク・クァルテットのチェリスト、ミハル・カニュカの演奏会。
アンコールは、「魔笛」の主題による7つの変奏曲から第6変奏のアダージョでした。

 

レスプリ・フランセ内部はこんな感じです。

レスプリ・フランセ2

サントリーホールチェンバーミュージックガーデン

6月21日(日)

6月6日~6月21日までサントリーホール ローズルームで行われていたチェンバー・ミュージック・ガーデンのフィナーレのみ、私は聞いてきました。今年はアメリカのミロ・クァルテットがべートーヴェンを全曲演奏するということで、通し券を買っていた人もいましたけど。

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第2番
カルテット・アルパ

シュルホフ/フルート、ヴィオラとコントラバスのための小協奏曲
高木綾子(フルート)、池田菊衛(ヴィオラ)、吉田秀(コントラバス)

~休憩~

ヴェルディ/ストルネッロ
プッチーニ/死とは?
迫田美帆(ソプラノ)、古藤田みゆき(ピアノ)

トスティ/もう君を愛していない
マスカーニ/セレナータ
新造太郎(バリトン)、古藤田みゆき(ピアノ)

サン=サーンス/七重奏曲
高橋敦(トランペット)、クァルテット・エクセルシオ(第1ヴァイオリンは花田和加子が代演)、吉田秀(コントラバス)、若林顕(ピアノ)

シェーンベルク/浄められた夜
ミロ・クァルテット、磯村和英(ヴィオラ)、堤剛(チェロ)

 

フィナーレですからちょっとお祭り気分でもありますね!
クァルテット・エクセルシオもサンサーンスで出演。

シュルホフのフルート、ヴィオラとコントラバスのための小協奏曲が面白い、高木綾子さんがフルートとピッコロを持ち替えて大活躍。4楽章では、プラハの街頭でモラヴィア人の物売りが吹く笛のメロディーをフルートで陽気に。

西野ママや吉田ママのエクママたちともお喋り、若林顕さんのお相手の鈴木理恵子さんも来ていました。

 

サルビアホール 第46回クァルテット・シリーズ

6月16日(火)

1991年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽院の学生で結成された、クス・クァルテット。
1stヴァイオリンのヤナ・クスJana KUSSさんの名前をとっている。

ハイドン/弦楽四重奏曲第30番変ホ長調作品33-2「冗談」
ルトスワフスキ/弦楽四重奏曲
~休憩~
モーツァルト/弦楽五重奏曲第4番ト短調K516
クス・クァルテット

今回は、弦楽五重奏にヴィオラの赤坂智子さんが加わり、
クスさんの真面目な雰囲気と赤坂さんの金髪刈り上げの現代風な出で立ちが結構マッチしていました。
赤坂さんは現在ベルリンに住んでいる。

真面目で正統派の音楽はとっても心地よい。

第671回日フィル東京定期演奏会

6月12日(金)

ラザレフが刻むロシアの魂≪Season Ⅲショスタコーヴィチ3≫

ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第8番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン/堀米ゆず子
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/九鬼明子
ソロ・チェロ/菊地知也

ダイナミックなヴァイオリン演奏の堀米ゆず子さんのブルッフ。
アンコールはバッハの無伴奏ソナタ第3番のラルゴ

後半のショスタコーヴィチ8番
25分ほどの第1楽章も長く感じられないほどの緊張感が漂い、
第5楽章最後は、静かな雰囲気の中で終わる。
戦争が終わったあとの虚無感のような長~い沈黙が、
ラザレフの独特の指揮で・・・・・・・。

アフタートークでは、次はショスタコーヴィチの短い作品を取り上げるのでまた来てくださいとのことでした。

 

サルビアホール 第45回クァルテット・シリーズ

6月11日(木)

ドイツ音楽の伝統を継承する、ライプツィヒ・クァルテット
主人は、サントリーローズルームのミロクァルテットを聴きに行っているので、
友達の青嵜さんと蒲田の「銀座アスター」で食事をしてから、鶴見のサルビアホールへ。

ハイドン/弦楽四重奏曲第23(35)番 へ短調 作品20-5
モーツァルト/弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩」
~休憩~
シューマン/弦楽四重奏曲第3番イ長調作品41-3

 

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