東フィル 第845回 定期演奏会

3月3日(月)
東フィル 第845回 定期演奏会

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
     ~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第4番
 指揮/ダン・エッティンガー
 ピアノ/アレクサンダー・コルサンティア
 コンサートマスター/三浦章宏

特に難しいとされるラフマニノフの3番ですが
グルジア出身ピアノのアレクサンダー・コルサンティアは、難なく弾いてしまいます。
そしてダン・エッティンガーのチャイコフスキー4番、
遠くで聴いているような感じではなく、音楽が体の中飛び込んできて、
彼と同じ心臓の鼓動を共有出来た貴重な体験でした。
今最も注目している指揮者。
いやー、凄いなー。
2月21日(金)
読響 第534回定期演奏会

リゲティ/ルーマニア協奏曲
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番
     ~休憩~
バルトーク/管弦楽のための協奏曲
 指揮/クレメンス・シュルト
 ヴァイオリン/セルゲ・ツィンマーマン
 コンサートマスター/デヴィッド・ノーラン(ゲスト)
 フォアシュピーラー/鈴木理恵子

セルゲ・ツィンマーマンはフランク=ペーター・ツィンマーマンの息子。
いかにも聡明そうな顔立ちです。
そしてフォアシュピーラーの鈴木理恵子さんが今回で最後ということで、
花束贈呈がありました。

大分市内あれこれ

2月18日(火)は、演奏会があったオアシスタワーホール(iichikoグランシアタ)ですが、
次の朝は同ビル内NHKホールとなりの、オアシスタワーホテルGRAZIOで朝食です。


大分 -10
大分市内の観光も少し

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こんな舗道もあります。
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大分空港では、最後の大分晩餐。
杵築産のカキフライと一方では、豊後牛のステーキに大分名物とり天などの松花堂、それにいちごのパフェ。
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インキネンくんのシベリウスを堪能し、大分を楽しみました。
この町はまた来そうな予感がします!

日本フィル九州公演の大分へ!

2月18日(火)
2月18日の日本フィル九州公演を聴きに大分へ!
久しぶりの飛行機で気分は上々です。
今年はフィンランドの若き指揮者、ピエタリ・インキネン
大分オアシスタワーホール(iichiko グランシアタ)は、NHK大分放送と同じビルにあり、N響の演奏会もしているみたい。
そして、オアシスタワーホテルも同じビルなので、この寒い時期にはとってもありがたい。
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シベリウス/交響詩「フィンランディア」
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
~休憩~
シベリウス/交響曲第2番
指揮/ピエタリ・インキネン
ピアノ/清水和音
コンサートマスター/扇谷泰朋

チャイコフスキーのピアノコンチェルトを弾いた清水和音さんのアンコールはラフマニノフのヴォカリーズ。
最後のアンコールは、シベリウスのカレリア組曲、私の大好きな曲です。
そして夕食は、ホールの近くの「いかや」といういか料理専門店です。
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大分ー5
きょうのイカは「あおりいか」で、お刺身は、まだぴくぴく動いています。
中央は「しまあじ」のお刺身
いかすみしゅうまい」と「いかすみクリームコロッケ」は何とも言えない美味しさです。
そして、イカの箸置き
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いかすみ瓦そば」は香ばしくってこれもいけます。
いかすみハンバーグ」とデザートは「いかすみ杏仁豆腐
もうお腹いっぱい!

雪の日比谷でランチ

2月9日(日)
45年ぶりの大雪が降ったにも拘らずお友達とランチに出かけました。
場所は、日比谷日生劇場の地下1階にある「春秋ツギハギ」です。
今日は、5名様。

春秋2

春秋1

春秋3
お店に入ると、ワインがずらり。 お部屋はそれぞれ内装が違っていて、
お料理もコース料理の中にシラスごはん、とってもふわっとして美味しい!
春秋いろいろ つぎはぎということでしょうか?
リラックスして、つい次の旅行計画が出来てしまいました。
次は5月、岡山旅行だって。

確定申告日和

2月7日
今日は確定申告をしに品川税務署まで出かけました。
品川駅の高輪プリンス寄りにあり、寒いけどとても良い天気なので、
元住んでいた高輪辺りを散歩して、 伊皿子の「松島屋」さんへ。
むかし高松宮様が昭和天皇にお土産に買って持って行ったというので有名な「豆大福」を買って、
松島屋

今度は、逆方向に品川駅に向かって歩きます。
松島屋さんのすぐ隣が、高松宮邸で、向かいにスリランカ大使館 があります。
少し行くと、
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「大石良雄等自刀ノ跡」と書いた石碑があります。ここで大石内蔵助等は、自決したのかな?
桜田通り(第二京浜)から一本中に入った二本榎通りなんですが、
行列ができているケーキ屋さんがあります。バレンタインデイだからでしょうか?
RYOKO(http://www.ryoco.jp/)でした。
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本当においしそうなケーキが並んでいます。
豆大福を買っていなかったら多分そのスイーツ買っていただろうと思いますが残念!

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そして高輪警察署の隣に高輪消防署があります、東京都の歴史的建築物として有名。
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紅梅を見ながら品川駅へ、  寒くても気持ちの良い散歩でした。

もうすぐ春!

1月27日(月)
もうすぐ春ですね!
ことしは、2月に日フィル九州公演を聴きに大分へ。
美味しいふぐを食べてくるつもりでいます。
あと京都、京響・広上を二回ほど、
出来れば、今年生誕150周年を迎えるリヒャルト・シュトラウスを聴きに
ヨーロッパに行きたいですね。
今年の蝋梅、水仙はいかが?

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日フィル・井上道義

1月24日(金)
日フィル・第657回東京定期演奏会

サン=サーンス/糸杉と月桂樹~「月桂樹」
ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第1番
     ~休憩~
サン=サーンス/交響曲第3番
 指揮/井上道義
 チェロ/タチアナ・ヴァシリエヴァ
 オルガン/大平健介
 コンサートマスター/江口有香
 ソロ・チェロ/菊池知也
       

サン=サーンスの糸杉というのはキリスト教世界で「死」を意味し、オルガンのソロ曲。
月桂樹は、「栄光」を意味する。 この曲は、第一次世界大戦で連合国軍が勝利したのを祝して創られた作品。
今回は月桂樹の演奏のみですが、サン=サーンスはオルガンの名手なので、月桂樹でも交響曲3番でもオルガンが活躍して、
ホール内に響きわたります。
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲1番のタチアナ・ヴァシリエヴァは、1977年生まれで、6歳からチェロを習い始めている(??)
いろいろコンクールで受賞しており、凄い技術で軽々とひいてしまう。
最後はサン=サーンスの3番、大平健介さんのオルガンが響いて井上道義さんの踊りながらの指揮も明るく楽しい演奏会でした。
1月14日(火)
読響・第533回定期演奏会

ジョヴァンニ・ガブリエリ=カンブルラン/カンツォーナ(サクラ・シンフォニア集から)
ベリオ/フォルマツィオーニ
     ~休憩~
ベルリオーズ/交響曲「イタリアのハロルド」
 指揮/シルヴァン・カンブルラン
 ヴィオラ/鈴木康浩
 コンサートマスター/小森谷巧
 フォアシュピーラー/長原幸太

日フィル・横浜 ニューイヤーコンサート

1月11日(土)
日本フィル・第294回横浜定期演奏会 みなとみらいホール

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
     ~休憩~
ヨハン・シュトラウス/喜歌劇「こうもり」序曲
ヨゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ
ヨハン・シュトラウス/ワルツ「芸術家の生涯」
ヨハン・シュトラウス/トリッチ・トラッチ・ポルカ
ヨハン・シュトラウス/ワルツ「美しく青きドナウ」
 指揮/阪哲朗
 ヴァイオリン/木野雅之
 コンサートマスター/江口有香
ニューイヤ-コンサートは、今年1日に見たウイーン・フィルのニューイヤーコンサート、
3日の広上・新日フィルのニューイヤーコンサートとで3度目です。
ウイーン・フィルはダニエル・バレンボイムの指揮、間に入るバレーの衣装デザイナーが、英国のヴィヴィアン・ウエストウッドで、
スコットランドのタータンチェックを用いた今までにはない斬新なデザインが面白い。
今日の日フィル・ニューイヤーコンサートは、コンサートマスター木野さんのデビュー30周年記念のシベリウスヴァイオリン協奏曲。
誰でも知っている有名な曲で、鶴が数羽、空を舞っているような澄んだ空気感のある素敵な曲です。
「美しく青きドナウ」の次はやはり「ラデツキー行進曲」でなければね!
今日はシーズンファイナルパーティーがあるのですが、私たちは桜木町「パウザ」に行って新年のご挨拶です。

日フィル 広上の 「第九」

12月14日(土)
日本フィル・第293回横浜定期演奏会 みなとみらいホール
桜木町の駅を下りると、クリスマスイルミネーションが綺麗!
演奏会後の興奮を語り合った友が一人あっけなくこの世を去っていきました。
そして、広上さんの「第九」で今年は聴きおさめとなります。

ワーグナー/ジークフリート牧歌
     ~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調「合唱付き」
 指揮/広上淳一
 ソプラノ/佐藤亜希子
 アルト/金子美香
 テノール/錦織健
 バリトン/ベンノ・ショルム
 合唱/東京音楽大学
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 ソロ・チェロ/菊地知也
12月10日(火)

読売日響・第532回定期演奏会

リゲティ/ロンターノ
バルトーク/ピアノ協奏曲第3番
     ~休憩~
バルトーク/6つのルーマニア民族舞曲
バルトーク/組曲「中国の不思議な役人」
 指揮/シルヴァン・カンブルラン
 ピアノ/金子三勇士
 コンサートマスター/小森谷巧
 フォアシュピーラー/鈴木理恵子
「中国の不思議な役人」はハンガリーの詩人レンジェル によるグロテスクなパントマイムと題された物語のために作曲された音楽で、
クラリネットで女を、トロンボーンで男を表しているセクシャルな物語。
アンコールにベルリオーズのラコッツィ・マーチが演奏されました。
ラコッツィってハンガリー民謡なのでオールハンガリーで締めくくったということです。

日本フィル・第291回横浜定期演奏会

10月26日(土)
日本フィル・第291回横浜定期演奏会  みなとみらいホール

チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲
     ~休憩~
マーラー/交響曲第9番
 指揮/アレクサンドル・ラザレフ
 チェロ/横坂源
 コンサートマスター/木野雅之
 ソロ・チェロ/菊池知也

音楽評論家、奥田佳道さんのプレトークがあり、マーラーの9番を「死」と関連づけたこれまでの常識的な解釈に
疑問符を投げかけます。
そしてラザレフの9番は、すっきり澄み切った青空のような演奏。
最後の楽章が終わっても、両手を震わせた後、胸に手を当てて祈るような、長い沈黙が続きます。
こんなラザレフは初めて。
すぐにいつものエネルギッシュなフィナーレに戻りましたけれども。