読売日響広上指揮ブラームス

489 12月15日(月)

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ルノー・カブソン          ゴーティエ・カブソン

今日もサントリーホールへ広上さん指揮の演奏会に行ったら、こんな素敵な兄弟に出会いました。
お兄さんがヴァイオリンのルノー・カブソン、弟がチェロのゴーティエ・カブソン。
何だかスポーツカーみたいな、オートクチュールみたいなそして二人共株をやりすぎて損しちゃったみたいな
そんな名前ですね。

ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
~休憩~
ブラームス=シェーンベルク/ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/ルノー・カプソン
チェロ/ゴーティエ・カプソン
コンサートマスター/藤原浜雄
フォアシュピーラー/鈴木理恵子

最初の曲「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」は、お兄さんより弟の方が、一見したとおりのオーバーアクション気味でスピード感があり 、
弓で譜面をめくってみたり、色々魅せてくれました。 お兄さんは、どちらかと言うと〝静〟で、二人共テクニックは相当なものです。
アンコールは、「ヘンデルのパッサカリア、ハルヴォルセン編曲」。
休憩中の楽屋口では、ファンが二人に会うために長蛇の列を作っていました。

本題の広上マエストロですが、次のブラームス=シェーンベルクでは、久々に身体が上下左右に動いて、
乗りに乗っていました。 と~っても 面白い、面白い。

 

MET ベルリオーズの「ファウストの劫罰」

12月13日(土)


ファウスト
今日は、METライブビューイング ベルリオーズ「ファウストの劫罰」を川崎ラゾーナの109シネマズ川崎で見てきました。
これは新演出です。舞台は枠組みだけで、映像が場面場面で変化する。METでは、2008年11月22日上演したものです。

ベルリオーズ/「ファウストの劫罰」(新演出)
マルグリット/スーザン・グラハム
ファウスト/マルチェッロ・ジョルダー二
メフィストフェレス/ジョン・レリエ
ブランデル/パトリック・カールフィッツィ
指揮/ジェームス・レヴァイン
演出/ロベール・ルパージュ
今回のルパージュ演出は、舞台に映像を取り入れたものを映像で今見ているので、上の水中映像も舞台上に映したものを、見ているんです。
チョッと複雑で、映画を見ているのか、舞台を見ているのか判らなくなる。
映像は最新式で、舞台上で木々が揺れて葉っぱが枯れて落ちて行く様子などが映される。
でも枠組みは一緒なんですね。舞台は、変わらない。
結構簡単な仕組みで、ひょっとしたらMETも経費削減なのかなと思っちゃう。
でもすごいですよ。
メフィストテレスの悪魔がカッコよくて面白い。
中に出てくる「ラコッツィ行進曲」は誰でも知っている曲で、えっ、「ファウストの劫罰」の中の曲なのって思ってしまいました。
次の公演「タイス」に出てくるトーマス・ハンプソンが、インタヴューアーとして出てきました。
次も見逃せない!

日本フィル第606回東京定期演奏会

489 12月12日(金)
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   サントリーホール脇のアークヒルズのイルミネーション Brilliant Champagne ARK HILLSと書いてある。
今日は、日本フィルの12月定期演奏会 指揮はギュンター・ヘルビッヒさん。
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ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番
~休憩~
シューベルト/交響曲第8番「ザ・グレイト」
指揮/ギュンター・ヘルビッヒ
ピアノ/ゲルハルト・オピッツ
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/江口有香

マエストロサロンでお会いしたヘルビッヒさんは、カラヤンに似た風貌のもっと柔和な感じがしました。
今年は金婚式を迎えられたとか。
本来は、チェコ生まれの、東ドイツで活躍したドイツ人で、
25年前にデトロイト交響楽団に音楽監督として招かれ、そのままデトロイトに住んでいる。

ベートーヴェンもシューベルトも有名な曲で、耳に馴染んでいます。
オビッツさんのピアノ協奏曲は、柔らかな中にも全ての音がきちんと聴こえて素晴らしい演奏でした。
次のザ・グレートのほうが私にはお気に入りです。
この曲は、繰り返しが多い言われますが、全然気にならなくて心地良い響きを楽しみました。
ヘルビッヒさんだからこその演奏でしょう。結構練習は、厳しかったと聞きます。
とに角、このザ・グレートは、ヘルビッヒさんにとって、103回目の演奏らしいですから。

 

可愛いクリスマスツリー

489  12月10日(水)


東京国際フォーラムで行われる日本フィルのマエストロサロン
今日は、12月定期の指揮者ギュンター・ヘルビッヒさんのお話です。
そのまま仲間と、イタリアンの「フレスコ・ジョッベントゥ・サバティーニ」へ
通りすがりにこんな可愛いクリスマスツリーが、
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      ぬいぐるみをアップで・・・。
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       東京国際フォーラムの通路ですよ~。

クアルテット・エクセルシオ

489 12月8日(月)

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今日は、クワルテット・エクセルシオの第16回定期演奏会。

モーツァルト/弦楽四重奏曲第3番ト長調 K156
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番ハ短調 作品18-4
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第7番へ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」
クァルテット・エクセルシオ(西野ゆか、山田百子、吉田有紀子、大友肇)

私たちは、エク・プロジェクトの中のエクフレンズになっていて、また定期演奏会の前にやる試演会にも行って 約1メートルの距離で、
この演奏を聴いているしあわせ者です。
当日試演会にいた、弦楽四重奏博士の幸松氏曰く、〝このベートーヴェン 作品18-4は、今まで聴いてきた演奏の中で、一番よかった〟
とのことです。弦楽四重奏の専門家、幸松氏の言うことですから凄い演奏だということですね。
今年は、クアルテットを聴く機会が多く、ベートーヴェンの作品18-4も、「ラズモフスキー1番」も、耳に馴染んできました。
そして、この暮には、「ラズモフスキー」全曲演奏をするらしい。
とっても楽しみですね。

☆ クワルテット・エクセルシオ ホームぺージ  http://www.quartet-excelsior.jp/index.html

築地へ!

489 12月4日(木)
お正月用のお茶と海苔を買いに築地に行く。
先ず丸山海苔店 でお茶・寿月、とびっきり海苔・新海苔有明、味付け海苔を。
それから魚屋さんで、関さば、関あじを。
前から行きたいと思っていたすし屋のすし大に行き美味しいお寿司を食べました。

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これは、おまかせ握りで、3500円 一番お値段が高い。
私たちは、勝どき握り 2700円を頂きました。
握りは、1500円からあってお手ごろです。
さらにウイークデイ ランチタイムは
1. お得な1.5人前 1500円
2. 1人前     1000円 があります。
卵焼きは、焼きたてが出てくるし、穴子も出来たてでとろとろです。
お昼少し前にお店に入りましたよ。
築地では1時間以内に用事を済ませると、銀座三越の駐車場に入り、FANCLでクレンジングオイルを買い、
山野楽器に寄ってから、三越の地下で夕食の材料を買って帰りました。
もう師走ですね、築地も銀座も人の多いこと。

竹澤恭子・小川典子デュオリサイタル

11月28日(金)
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紀尾井ホールにて 夜7:00開演。
何か物々しい雰囲気の中、いつも演奏会では見られないドレスアップした女性達がホール近辺にいます。
皇太子殿下がお聴きになるらしい。 ご近所ですものね!
 デビュー20周年シリーズⅡ 竹澤恭子ヴァイオリン・リサイタル
               ~フランス珠玉の名曲~
              ドビュッシー/ヴァイオリン・ソナタ
               イザイ/冬の歌 作品15
               プーランク/ヴァイオリン・ソナタ
                   ~休憩~
          メシアン/ヴァイオリンとピアノのための幻想曲
             フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
               ヴァイオリン/竹澤恭子
                  ピアノ/小川典子
竹澤も小川も20周年で、超一流アーティスト。
現在、竹澤はニューヨーク、小川はロンドンに住んでいるんですが、この二人はジュリアード音楽院で出会って20年ぶりのデュオコンサートなんですね。
両方のファンで、別々によくコンサートに行くんですが、今回は二人が顔合わせすると言うので喜び勇んでやってきました。
竹澤は、20周年記念コンサートを3回おこなっているのですが、その中で特にフランス物に強い小川との今回のコンサートとなっています。
竹澤恭子さん結構豊かな方だったのですが、今日は小川典子さんとソックリ、スリムなスタイルで現われました!
演奏も素晴らしく、小川のお得意とするドビッシーから始まり、ラヴェルで終わりました。
アンコールは二つ。ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」、それにラヴェルのオリジナル作品、ハバネラ形式による小品。
☆ おなじプログラムで、
11月22日大阪いずみホール
11月23日長野駒ヶ根文化会館
11月28日当演奏会
11月29日名古屋しらかわホール
☆ デビュー20周年シリーズⅢは、ブラームス三大ソナタ全曲
2009年12月5日サントリーホール

2度目のアルジェントASO

11月25日(火)
いつもの友達とのお食事会は、
10月7日に娘と下見に行った〝アルジェント ASO〟。
ミシュランガイド東京2009で、この銀座の〝アルジェント ASO〟が2つ星に昇格したらしい。
おめでとうございます。おめでとう序でにもう一度紹介しますね。
今日は、4名出席です。
前菜は、鶏肉のスープ仕立 上に茸とサツマイモの揚げたものが乗っています
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パスタは、バジル風味 蛸のミンチソースかけ
バジルの香りが食欲をそそって、見た目より美味しい。
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メインは、仔牛のパン粉焼き むかごと栗添え。
これも仔牛の肉のうえにさらに仔牛のムースそしてパン粉で焼いてあっておいしい!
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デザートは、パイナップルのシャーベット、チョコレートケーキ、ブリュレとバニラアイスクリーム
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小菓子も 小さなエクレアにはカスタードクリームがちゃんと入っているし、
ムースは、甘酸っぱくってプリプリしている。
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10月と同様に、燻製のバターと普通のバター、美味しいパンがついて、4000円。
ランチには、充分満足のいくものでした。ディナーはもっと豪華ですよ!
皆で「シャンハイ・タン」を覗いて、
香港に行く機会のある友達に「シャンハイ・タン」の本店に行くように勧める。
演奏会用に一着欲しいな~。
ミキモトパールのクリスマスツリーです。
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 メリークリスマス!

オペラ「マクロプロス家の事」

11月22日(土)
今日は、日生劇場開場45周年を記念して行われた公演です。
どうも私たちの席が批評家席の前あたりだったらしく、指揮者のS氏やら、批評家のH氏やらすぐ後ろの席
に座っていました。
多分、マクロプロス家の事」は、オペラとしては日本初演だからで、
オペラファン、オペラ関係者が挙って来ていたと言う事になります。
女性は着物姿の人が多く、もう少しドレスアップして行けばよかった!

指揮はアルミンク         演出は鈴木敬介
  アルミンク     マクロプロス
エミリア・マルティ/蔵野蘭子
アルベルト・グレゴル/大間知覚
ヴィーテク/高橋淳
クリスタ/長谷川忍
ヤロスラフ・プルス男爵/初鹿野剛
ヤネク/水船桂太郎
コレナティー博士/勝部太
道具方/鹿野由之
掃除婦/押見朋子
ハウク・シェンドルフ/加茂下稔
小間使い/清水華澄
管弦楽/新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮/クリスティアン・アルミンク
演出/鈴木敬介
東京二期会の公演です。主役エミリア・マルティの蔵野蘭子さんは、「オランダ人」でも頑張っていた人ですね。
あと、もう一方の主役エミリア・マルティの小山由美さんは、「サロメ」でヘロディアスをやって好評でした。
ヘロデ王をやった高橋淳さんも出ています。
原作はカレル・チャペックの戯曲。300年以上も生きた女性の物語です。
氷のように冷たい絶世の美女でオペラ歌手、不老不死の薬、錬金術。
ヤナーチェクは、チェコ人なのでチェコ語で書かれています。
時々聞こえた、鳥のなき声のようなクラリネットの音も、チェコ語の抑揚なんですって!
「利口な女狐」や、「カーチャ・カバノヴァー」のもの哀しい雰囲気が、ここでも出てきます。
       あなたたちには、この世の全てが意味をなす。
          あなた達には、この世の全てに価値がある。
          ものの見えぬ人たち、あなたたちは幸せ。
          早々に死ぬという運命に
恵まれているのだから。

終わって劇場を出ると、外はすっかり暗くなっていて、帝国ホテル辺りのクリスマスのイルミネーションが綺麗です。

ジェイミーのコンサート 贅沢な贅沢な演奏会

11月19日(水)
ジェイミーのコンサート今日は、7回目。
オペラ歌手の鮫島有美子さんを迎えての演奏会です。
鮫島有美子さんと言えば、オペラ「マイスタージンガー」でデビューした時、
主人と聴きに行きましたし、日本の歌のCDも持っており、本当に美しい方です。
ピアノが小川典子さん、なんと贅沢な演奏会なんでしょう!
プログラムは
☆ 人魚の歌・・・ハイドン
☆ 彼女は決して恋心を語りませんでした・・・ハイドン
☆ 五月の歌・・・ベートーヴェン
☆ ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時・・・モーツァルト
☆ 死と乙女・・・シューベルト
☆ 菩提樹・・・シューベルト
☆ ラ・カンパネラ・・・リスト (小川典子さん)
☆ トロイメライ・・・シューマン (小川典子さん)
☆ 朧月夜・・・高野辰之/岡野貞一
☆ この道・・・北原白秋/山田耕筰
☆ 待ちぼうけ・・・北原白秋/山田耕筰
☆ 笛を吹く女・・・植木幾久子/石桁真礼生
☆ しらかば・・・谷川雁/新実徳英
☆ 初恋・・・石川啄木/越谷達之助
素晴らしい曲を聞かせて下さり、こんなサービスまでしてくださいました。
有難うございました。
紅茶のサービスです。
鮫島 001-1
鮫島 005-1
皆様の質問に答えている鮫島有美子さんと小川典子さん
鮫島 008-1
☆ ジェイミーのコンサート http://jamiesconcerts.com/
小川典子さんが下宿していた、ロンドンの下宿先の男の子が自閉症で、ジェイミーという名前です。
お母さんでもない彼女ができることは何だろうと考えて、 この会を催すことにして、今回が7回目です。
そして今日は、NHKが取材に来ていました。
多分ですが、27日のNHK総合テレビ6:10からの番組「首都圏ネットワーク」で放送するそうです。
鮫島有美子さん歌う時は、水色のロングドレスを着ていて、とても似合っていましたよ。

秋の北海道

11月11日(火)
娘と添乗員付きのパックツアーに行くことになりました。パックツアーは初めてです。
★阿寒湖ー摩周湖ー網走ー層雲峡ー旭山動物園ー富良野ー札幌ー小樽
とほとんど北海道の観光地を総なめ!
釧路空港から北海道に入り、その日の夕方の阿寒湖、 雌阿寒岳
層雲峡 026-1


阿寒湖近くのアイヌの村
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摩周湖
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層雲峡の朝陽亭での夕食
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やはり、蟹、鮭、甘エビなどの海のものが美味しいですね!(ステーキも充分に美味しい)。
朝陽亭では、7階にある露天風呂が特に素晴らしい。
眺めがいいし、顔だけ寒くても身体は温かくいつまでも入っていられます。
三日目は、旭山動物園から富良野


旭山動物園
  旭山動物園で有名な動物ちゃんたちです。
層雲峡 162-1
層雲峡 177-1       層雲峡 170-1

富良野

そして4日目は、小樽もオプションで付けてもらいました

4日間とも良いお天気でした。
珍しいことだとか、そうですねお天気女が二人も行ったんですもの!
おかげで霧の摩周湖は、普通の摩周湖でした。
十勝連峰、大雪山系、知床連山などよく見えました。おまけに飛行機の中で、夕日に染まる雲の上に富士山を見つけたときは、感激でしたね。

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