8月9日(木)
フェスタサマーミューザ2018 音の風景〜北欧・ロシア巡り
日本フィルハーモニー交響楽団 指揮は藤岡幸夫、ラフマニノフのピアノ協奏曲5番は反田恭平です。
セルゲイ・ラフマニノフ(1873−1943)の作品をよく知る人は「ピアノ協奏曲第5番」という演目を聞いて驚くでしょう。彼が生涯に残したピアノ協奏曲は4曲のはずで 「第5番」は、ウクライナ生まれの作曲家アレクサンダー・ヴァンベルグという人物がラフマニノフの交響曲2番をピアノ協奏曲の形態へと編曲した。大胆にも「第5番」と銘打ったのはオランダのレコード会社のプロデューサー、ピーター・ファン・ヴィンケル
ラフマニノフ(ヴァレンベルク編)/ピアノ協奏曲第5番ホ短調(日本初演)
~休憩~
シベリウス/交響曲第1番ホ短調作品39
指揮/藤岡幸夫
ピアノ/反田恭平
コンサートマスター/千葉清加
という訳で日本初演というラフマニノフのピアノ協奏曲第5番を聴きにくる批評家や反田さんのピアノを聴きにくる若い女性で満席になったミューザ川崎です。しかもピアノは昔ホロヴィッツが使用していたニューヨーク・スタインウェイが古色蒼然と中央に置かれています。休憩時間には観客がピアノを見に大勢集まってきました。
反田君ピアノのテクニックは素晴らしくスケールの大きいピアニストだと納得しました。
後半は藤岡マエストロの得意とするシベリウスにアンコールの「夕べの歌」、とても素敵な夕べでした。
ミューザ川崎駐車場の入れ方もやっと分かってきた頃そろそろフィナーレですね。