鵠沼サロンコンサート アンドレイ・イオニーツァ

9月18日(火)

鵠沼サロンコンサート第375回目は、チェロの新星アンドレイ・イオニーツァです。
現在24歳、2015年チャイコフスキー国際コンクール、チェロ部門で第1位優勝。聴衆、批評家、審査員から絶賛されました。
そのコンクールで公式ピアニストを務めた薗田奈緒子とのデュオ。

メンデルスゾーン/ピアノとチェロのためのソナタ第2番ニ長調作品58
フォーレ/「シチリアーノ」作品78、「夢のあとに」作品7-1、「蝶々」作品77
~休憩~
マルティヌー/ロッシーニの主題による変奏曲
プロコフィエフ/チェロ・ソナタ ハ長調作品119
チェロ/アンドレイ・イオニーツァ
ピアノ/薗田奈緒子

タイムズ紙に「10年に一度の逸材、最もエキサイティングなチェリストの一人」と称され世界中で注目を浴びている。1994年、ルーマニアのブカレスト生まれ5歳からピアノを、8歳からチェロを始める。そんなアンドレイとまたまた1メーターの距離で演奏が聴けるとはなんという幸せ!です。
メンデルスゾーン(1809−1847)のチェロソナタ
フォーレ(1845−1824)の「シチリアーノ」、「夢のあとに」、「蝶々」はどれも小品で素敵な曲ばかり
マルティーヌ(1873−1943)「ロッシーニの主題による変奏曲」は、ロッシーニの「エジプトのモーゼ」からのテーマ。
プロコフィエフ(1891−1953)は、ロストロポーヴィチに触発されてチェロの曲を書いた。

アンコールは「ルーマニア舞曲」とラフマニノフの「ヴォカリーズ」
「シチリアーノ」も「ヴォカリーズ」もデジブックでよく使われる曲なので心に染み入り、今日は本当にハッピーな夕べでした。

アントニン・レイモンドが設計したエロイーズ・カニングハム の家

アントニン・レイモンドの建物
で紹介したエロイーズ・カニングハム の西麻布の家は
地下鉄表参道駅近くの根津美術館の裏にあります。
先日、音楽茶話会があったので行ってきました。
中央にいるのが日本の青少年に生のクラッシック音楽を聞かせたいと、
100歳まで活動し続けた「エロイーズ・カニングハム」(1899−2000)です。

合宿所兼音楽ホール「ハーモニーハウス」は、軽井沢にあります。
今も音楽会が開かれているようです。
皆様も機会がありましたらどうぞ!

 

クァルテット・エクセルシオ 弦楽四重奏の旅 第6回

9月15日(土)

今日のクァルテット・エクセルシオ弦楽四重奏の旅6回目は、エクのレジデンシャルホールである浦安音楽ホールで行われました。赤いドアが印象的です。

モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番イ長調K464
ツェムリンスキー/弦楽四重奏曲第1番イ長調作品4
~休憩~
ドビュッシー/弦楽四重奏曲ト短調作品10

今回の旅は、ウィーンからパリへでしょうか。
プログラムノートには、「世紀末」という言葉が出てきます。
モーツアルト(1756−1791)の弦楽四重奏曲18番は、「ハイドンセット」の5番目に位置する1785年に書かれていますが、この曲は1つの主題を様々に展開する手法で作られており、100年の時を経てドビュッシーが実践している。

ツェムリンスキー(1871−1942)は、まさに世紀末を代表する作曲家ですが「最後のロマン派」と言われるように青春の爽やかさと苦さが同居する素敵な曲をいくつも書いている。1896年25歳で書いた弦楽四重奏曲は、のびのびと瑞々しい。

ドビュッシー(1862−1918)は、反骨と独創性の塊で、1893に作曲されたこの作品は伝統的な弦楽四重奏のルールを公然と破る、何よりも音色の多様さそしてルールを超克する挑戦的な姿勢が特徴。そして弦楽四重奏の性格が異なる2つの主題を用いるのでなく1つの主題を様々に変奏し、編み合わせることで曲にしている。3楽章のくぐもった霧のかかったような大人の雰囲気がとても素敵でした。雲海に浮かぶ古城のような神秘的な感じ。ウィーンやパリのシックで落ち着いた雰囲気が西野・山田・吉田の濃紺のドレスに、大友の薄紫のネクタイに表れていて、ツェムリンスキーやドビュッシーの音楽にぴったりでしたね!

大森の「ル・ガリュウM」のパン屋さん

9月10日(月)

大森のジャーマン通りにあるケーキ屋さんの「ル・ガリュウM」がパン屋さんをオープンさせました。同じジャーマン通りの環七寄りに同じ名前のパン屋さんです。

今日が開店日で、行ったらもう少ししかパンは残っていませんでした。
買ったのが上の3点です、これからお昼が楽しくなります。
開店の記念品が手帳で、手帳はフランス語で「カイエ」(買ぃえ〜)だそうですよ。
(これはうちの物知り、ダジャレ好きの主人の独り言)

日本フィル 山田和樹のフランス的な演奏会

9月7日(金)

日本フィル第703回東京定期演奏会は、2018年/2019年スタートとして正指揮者の山田和樹指揮、フランス的な3人の作曲家の演奏です。

 

曲目

プーランク/シンフォニエッタ
三善晃/ピアノ協奏曲
~休憩~
デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」(ストコフスキー版)
デュティユー/交響曲第2番「ル・ドゥーブル」
指揮/山田和樹
ピアノ/萩原麻未
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

 

 

 

フランシス・プーランク(1899−1963)の「シンフォニエッタ」は、ハイドンの交響曲をモデルにした軽妙洒脱な作品。

三善晃(1933−2013)は、第2次世界大戦後フランスに学び、デュティユーの影響を受けている。「ピアノ協奏曲」は、NHKのの芸術際参加作品(1962年)として委嘱された、今日は萩原麻未さんの若くて悪魔的なピアノを楽しみました。

ポール・デュカス(1865−1935)の「魔法使いの弟子」はあまりにも有名、今回はストコフスキー版でディズニーのアニメーションを思い出させる。

最後はアンリ・デュティユーの交響曲第2番「ル・ドゥーブル」英語で「ダブル」という意味、ステージ上の指揮者の前に12人からなる小オーケストラが並びその後ろに通常の三管編成のオーケストラが位置する「ダブル」となっている。この曲はボストン交響楽団創立50周年を記念して作られた。三善晃が影響を受けたのがよくわかる。

高ボッチ バラクラ・イングリッシュガーデン

初めて行った「高ボッチ高原」や2度目の「バラクラ イングリシュ・ガーデン」の写真です。画面を押すと倍の大きさになりますよ〜。

高ボッチ頂上から諏訪湖を望む

 

霧ヶ峰高原

 

高ボッチ頂上から北アルプスを望む

 

バラクラ イングリッシュ・ガーデン

映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」

8月28日(火)

「ABBA」のヒット曲で構成されるミュージカルの「マンマ・ミーア!」が10年ぶりに続編を出した。それが「マンマ・ミーヤ! ヒア・ウィー・ゴー」とんでもない豪華な配役と最高にハッピーな映画です。何はともあれ見に行ってみて!

アマンダ・セイフライド : ソフィ
ピアース・ブロスナン:サム
コリン・ファース:ハリー
ステラン・スカルスガルド:ビル
クリスティーン・バランスキー:ターニャ

母ドナ(メリル・ストリープ)亡き後、ギリシャのカロカイリ島で念願のホテルを完成させたソフィの元へ前作のメンバーが再集結、若き日のドナ役に「シンデレラ」のリリー・ジェームス、若き日のサム役に「戦火の馬」のジェレミー・アーバイン、ソフィの祖母ルビー役に「バーレスク」のシェールら、新たなメンバーも参加。「17歳のエンディングノート」のオル・パーカーが監督・脚本を手がけた。

いつもの友達と日比谷ミッドタウンのTOHOシネマで映画を見てから、地下にある「カフェ・デリーモ」で少しお喋りをして、帰りました。

 

プロムス2018  オン・ザ・タウン

8月25日は、バーンスタインの100回目の誕生日ということで、ロンドンのプロムス2018では、ミュージカルの「オン・ザ・タウン」を演奏しました。「オン・ザ・タウン」は、1944年のミュージカル作品で、「踊る大紐育」(踊る大ニューヨーク)としてミュージカル映画になりました。ニューヨークの波止場で3人の水兵さんが上陸許可の出ている24時間のうちに恋人を探し出すという物語。

ロンドンProms 57
ジョン・ウイルソン指揮 ロンドン・シンフォニー・オーケストラ演奏
バーンスタインの「オン・ザ・タウン」

上の赤いロンドンProms 57をポチッと押してね、すぐ聴けるよ!

 

大井町で波乗り「スポル」

8月18日(土)

大井町駅前に、複合スポーツエンターテイメント施設誕生

大井町駅近くにスポル」が誕生したとの噂で散歩がてら行ってきました。
「劇団四季」のテント小屋の近くに、サーフィン、ボルダリング、バスケットボール、サッカー、テニス、ソフトボールなどの施設ができています、今夏休みなので、子供達が夜になっても楽しそう!
特にサーフィンができる人工波の施設があり、大人が監視する中、波乗りを楽しんでいる子供達の姿が印象的。
伊達公子さんや元新体操日本代表選手による体験セミナーが開講中です。
まずは体験を!

プロムス 2018  ウエストサイド・ストーリー

12日の日曜日にミューザでアンコールのウエストサイド・ストーリー「トゥナイト」を聴いたら、せっかくだからロンドンPromsの「 West  Side  Story」聴いてみたくなりました。

ロンドンPromsは、1ヶ月間パソコンで聴くことができます。ロンドンで8月11日公演ですから9月10日まで聴ける。性能の良いヘッドホーンがあるといいですね!

John  Wilson   Mikaera  Bennett  Ross  Lekites
(指揮者)                      (マリア)                      (トニー)

「Maria」「Tonight」「Somewhere」「Something’s Coming」「I Feel Pretty」「America」など素敵な歌がたくさん、ジャズもノリノリです。

上の赤い「ロンドンProms」ポチッと押してね、すぐ聴けるよ!

 

 

ミューザ フィナーレ バーンスタイン 幸田浩子・中川晃教 

8月12日(日)

フェスタサマーミューザ川崎2018 フィナーレコンサートは、
東京交響楽団、指揮は秋山和慶 バーンスタインとアメリカ音楽「スター・ウォーズ」でおなじみのジョン・ウィリアムズです。

ジョン・ウィリアムズ/オリンピック・ファンファーレ(1984)
ジョン・ウィリアムズ/テューバ協奏曲
~休憩~
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
バーンスタイン/「キャンディード」からクネゴンデの歌「着飾って浮かれましょ Glitter and be Gay」(第1幕第7場)
バーンスタイン/「キャンディード」からキャンディードの歌「キャンディードの哀歌 Candide’s Lament」(第1幕第3場)
バーンスタイン/「キャンディード」からデュエット「なんて幸せな二人 Oh, Happy We」(第1幕第1場)
バーンスタイン(チャーリー・ハーモン編)/組曲「キャンディード」
バーンスタイン/ディヴェルティメント
指揮/秋山和慶
テューバ/田村優弥
ヴォーカル/幸田浩子(クネゴンデ、ソプラノ)、中川晃教(キャンディード、シンガーソングライター)
コンサートマスター/水谷晃

ジョン・ウィリアムズの「オリンピック・ファンファーレ」は1984年のロサンゼルス・オリンピックのもので、次の「チューバ協奏曲」は1985年の作品、テューバはミューザソリストの田村優弥さん。

休憩を挟んで後半はレナード・バーンスタイン(1918−90)の「キャンデード」から序曲と幸田浩子さんと中川晃教さんでアリアが3曲、それにオーケストラのみで組曲「キャンディード」
最後はバーンスタインの「ディヴェルティメント」、8つの楽章から成る作品で、いろいろな仕掛けが施されている。

そしてアンコールは再び幸田、中川が出てきたので「ウエストサイド・ストーリー」をやってくれたらと思っていたらその通り二人で「トゥナイト」を歌ってくれました。

 

 

Wordpress Social Share Plugin powered by Ultimatelysocial