最近の演奏会

1月26日(土)

久しぶりで晴海のトリトン・第一生命ホールに行ってきました。
久しぶりついでに、翆江堂の「イチゴ大福」などしっかり買いましたよ。
SQW(String Quartets on Weekend)の一つ  クァルテット・プラス
クァルテットはクァルテット・エクセルシオ、プラスはギターの大萩康司さん

ヴォルフ/イタリアン・セレナーデ
シューマン/弦楽四重奏曲第3番
~休憩~
ボッケリーニ/ギター五重奏曲第4番ニ長調G.448
三善晃/ギターと弦楽四重奏のための「黒の星座」
グラナドス(大場陽子編)/スペイン舞曲集作品37より
ギター/大萩康司

クァルテット・エクセルシオ山田百子さんの司会で、ギターの大萩康司さんの生声を聴くことができました。
ブルーローズの室内楽アカデミーで演奏されたボッケリーニとグラナドスのほかに、
三善晃さんの「黒の星座」、これは映画の黒沢作品のような切れ味の良さのようなものを味わってください
との説明がありました。
アンコールは、キューバの作曲家エルネスト・レクオーナのアフロ=キューバ舞曲集から
ダンザ・ルクミが演奏されました。

エク
エクセルシオ メンバーのサイン会

1月25日(金)

日本フィル・第647回東京定期演奏会

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
~休憩~
ラフマニノフ/交響曲第3番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/ハオチェン・チャン
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也

ラザレフさんの指揮と22歳のハオチェン・チャンのピアノ。
出場したコンクールすべてで史上最年少の優勝だそうです。
音楽的にも技術的にも凄い!
ラザレフさんとハオチェン・チャンのエネルギッシュな演奏の後は、サントリーホールの近くの「過門香」で
〝ぷりぷり海老のワンタンメン〟をいただきました。

過門香

 

1月18日(金)

東フィル・第826回定期演奏会  サントリーホール

ロッシーニ/小荘厳ミサ曲(シピオーニ校訂版)
指揮/ダン・エッティンガー
ソプラノ/ミシェル・クライダ―
アルト/エドナ・プロニック
テノール/ハビエル・モレノ
バス/堀内康雄
合唱/新国立劇場合唱団(合唱指揮/冨平恭平)
オルガン/新山恵理
コンサートマスター/荒井英治

ロッシーニにはスターバトマーテルという宗教曲がよく演奏されますが、
この小荘厳ミサ曲は余り演奏されたことがないんですね。
とてもいい曲なんでどんどん演奏してほしい。
ダン・エッティンガーのスマートな指揮も素敵ですね。

1月12日(土)

日本フィル・第284回横浜定期演奏会  みなとみらいホール

シューマン/歌劇「ゲノフェーファ」序曲
ベートーヴェン/ロマンス第2番ヘ長調作品50
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第3番

指揮/川瀬賢太郎
ヴァイオリン/尾池亜美
コンサートマスター/鎌田泉(ゲスト)
ソロ・チェロ/菊地知也
「輝けアジアの星」シリーズの第6弾
指揮者の川瀬賢太郎君とヴァイオリンの尾池亜美さん
懐かしいヴァイオリンの小品の数々を聴くことができました。

アンコールはシベリウスの「悲しきワルツ」
師匠の広上さんが選びそうな曲ですね。
終わった後はいつものように桜木町駅の「パウザ」に集合です~っ。

築地へお買いもの

1月24日(木)
築地の丸山海苔店にお茶を買いに行きました。
そろそろ出来上がる「歌舞伎座」の前を通って、築地に到着です。
築地2
ちょうどお昼過ぎくらいに到着したので、お寿司などを食べに来ているお客さんでいっぱいでした。
お茶とあと関サバ、関アジ、金目鯛、明太子など、
築地3
今回は買わなかったのですが、こんなものも売ってましたよ~。
築地4
新調したコンパクトデジカメ(CANON Power Shot S100)の調子も見たかったので ど~ぉ?

インカントで新年会

1月17日(木)
新年を「インカント」で祝いました。
今日は8名様、メニューを見せていただくと、こんなにいろんなお料理が、
1  Stuzzichini  (本日のアミューズ)
2 Antipasto  1 (前菜1)
3 Antipasto 2 (前菜2)
4 Primo piatto 1 (プリモ1)
5 Primo piatto 2 (プリモ2)
6 Secondo  piatto (メイン料理)
7 Dolce   (ドルチェ)
8 Caffe e Piccola pasticcera  (コーヒーと小菓子)
インカント
1.(本日のアミューズ)は、蕪と「塩ロマネスコ」(ブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせ)

2.(前菜1)は、レバーペーストとスープ
発泡酒は、ルイツ・デ・カルデナス の Galanta Rose
インカント3
3.(前菜2)は、燻製の生ハムと、フルーツトマト、モッツァレラチーズを年代物のバルサミコで
白ワインは、ソリッソ・ディ・チェロ Sorriso di Cielo 見て分るようにゴールド色をした馥郁とした味と香り
(天のほほえみ)
4.(プリモ1)は、海老とホワイトアスパラのトマト煮込み、海老のソースが利いています。
ワインは、CIRO の ロゼ イタリア半島のつま先の部分、イオニア海に面したチロ・マリーナにあります。
インカント4
5.(プリモ2)は、パスタ(Trilli)トゥリッリというニョッキに似たパスタで、中には黒豚、フルーツトマト、バジルなど。
赤ワインは、以前飲んだことのある INFERI (地獄)というワインです。
6.(メイン料理)は、牛のほほ肉の煮込みで、こってりしたマッシュポテトの上に柔らかいほほ肉です。
あわび茸と菜の花の付け合せ。
赤ワインはMarionで濃厚な味にぴったり。
インカント2
こんなにたくさんの種類のワインを飲んだのにちっとも酔わないんですね。
お料理もいろいろ出して頂きまして有難うございました。
話はもっぱら広島の「管弦祭」についてのこと
7月のある日、雅(みやび)な宮島の「管弦祭」に行こうと計画中です。

アガサ・クリスティー「ポケットにライ麦を」

1月11日(金)
1月9日にNHKBSプレミアムで放送されたアガサ・クリスティーの「ポケットにライ麦を」は、
殺された3人がマザー・グースの歌詞になぞらえている。
ミス・マープルが解き明かす、犯人は意外な人物でしたね!
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そのマザーグースは「六ペンスのうた」

王様に出すパイの中には24 羽の黒い鳥を焼きこんで
パイを開けると鳥が歌い出すの
王様は蔵でお金を数え、女王は優雅に蜂蜜パン
女中が庭で洗濯物を干していると黒い鳥が飛んできて鼻をついばんだ

Sing a song of sixpence, A pocket full of rye;
Four and twenty blackbirds, Baked in a pie.

When the pie was opened, The birds began to sing;
Was not that a dainty dish, To set before the king ?

The king was in his counting-house, Counting out his money;
The queen was in the parlour, Eating bread and honey.

The maid was in the garden, Hanging out the clothes,
There came a little blackbird, And snapped off her nose.

 

由紀さおり&ピンク・マルティーニ ジャパンツアー2012

WOWOWで放送された「由紀さおり&ピンク・マルティーニ ジャパンツアー2012」を見ました。
北米のジャズグループ・ピンクマルティーニと日本の由紀さおりさんのコラボレーションで作られたアルバム『1969』が全世界で大きな反響を呼んでいるということは薄々聞き及んでいました。
1969年と言えば私にとっても記念すべき年で、「夜明けのスキャット」、「ブルーライト横浜」、「いいじゃないの幸せならば」、黛ジュンさんの「夕月」などもアルバムの中に入っていてなつかしいですね。
リーダーのトーマスは赤いランドセルをしょって出てくるのですが、ハーバード大学出身で音楽にはとても厳しい人だそうで、由紀さおりさんのレコードをオレゴン州ポートランドの中古レコード店で見つけて夢中になって聴いたそうです。
WOWOWで放送されたジャパンツアーは、オーチャードホールでの最終公演のもので、由紀さおりさんとスキンヘッドの日系男性ヴォーカル(ティモシー・ニシモト)がまた素敵です。 そしてお琴の伴奏もあり演奏者は日本女性のようでした。 女性ヴォーカル(チャイナ・フォーブス)の声もよく響く。
上記の歌のほかに「真夜中のボサ・ノバ」「マラゲニア」「ブラジル」など本当に楽しいひと時でした。
下の映像は、ロンドンのロイヤル・アルバートホールで2011年10月に開催されたコンサートの模様です。

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2013年にはフランス公演が予定されているそうですが、日本びいきが多いフランスのこと、きっと大うけするに違いありません!
由紀さおりさんの you tube も貼り付けておきます。

ブルーライト横浜

真夜中のボサノバ

夕月

パフ・ザ・マジック・ドラゴン

夜明けのスキャット

明けましておめでとうございます

1月1日(火)
皆さま、あけましておめでとうございます。
お正月4

今年は、ワーグナーとヴェルディーの生誕200年にあたる年なので、
いろんなところで、オペラ公演が聴けます。
ピエトロ・マスカーニが生誕150年、ベンジャミン・ブリテンが生誕100年、パウル・ヒンデミットが没後50年、
フランシス・プーランクが没後50年となります。
夜7:00~は、毎年恒例の「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2013」 がウィーンの楽友協会から生中継。
今、NHK Eテレで放送しています。
今年の指揮者は、フランツ・ウェザー・メストさん。
着物姿の日本女性もちらほら。
毎年思うのですが、着物を着てニューイヤーコンサートに行くのって、どんな民族衣装よりも価値があるんですね。
それでは、今年もクラシック音楽と美味しいものと旅でよろしくです!

メリー・クリスマス!

12月24日(月)

今日はクリスマス・イヴ
恒例のロースト・チキンを焼きました。

クリスマス2
鶏は若軍鶏、中にはみじん切りの玉ねぎ、セロリ、レバー、豚ひき肉、ベーコンを炒めて生パン粉でまとめたものが入っています。
ケーキは、近くの「ガリュー・M」さんで買って来たものです。
今年もあと僅かですが、皆さまよいお年を!
 メリー・クリスマス 

師走は忙しい

このごろ部屋の壁紙を張り替えるのが趣味になった娘と一緒に、
輸入壁紙の最大98%割引セールに行ってきました。
そして、買ってきたラベンダー色の無地の壁紙とベージュの縦縞の壁紙で
トイレの内装を変えました。

壁紙2 002
こんな感じです。
繊細な娘と行動的な私との合作でしょうか?
ほとんど娘がやってくれましたがどうかしら うふっ。

最近の演奏会

今年最後の演奏会は、横浜みなとみらいホールの第9です。
終わった後は皆で桜木町駅付近のお店に繰り出すのが恒例となっていますが、
いつもより人出が多く、クリスマスイルミネーションがとってもきれいで何だかウキウキしてきます!
クリスマス2
12月15日(土)
日本フィル・第283回横浜定期演奏会 みなとみらいホール

ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
ベートーヴェン/交響曲第9番
指揮/井上道義
独唱/小川里美、小川明子、錦織健、青山貴
合唱/東京音楽大学
コンサートマスター/江口有香
フォアシュピーラー/九鬼明子

12月14日(金)
読響・第521回定期演奏会 サントリーホール

マーラー/交響曲第9番
指揮/尾高忠明
コンサートマスター/藤原浜雄(ゲスト)
フォアシュピーラー/鈴木理恵子

12月7日(金)
日本フィル・第646回東京演奏会 サントリーホール

アダムス/主席は踊る~オーケストラのためのフォックス・トロット(オペラ≪中国のニクソン≫より)
ブリテン/シンフォニア・ダ・レクイエム
~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第4番
指揮/マイケル・フランシス
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊池智也
アダムスの「主席は踊る」は、アダムスのオペラニクソン・イン・チャイナ」の採用されなかった1シーンのために書いた音楽を独立した作品にしているものです。

12月3日(月)
サルビアホール クァルテット・シリーズ第17回
ロータス・ストリング・クァルテット

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲ヘ長調作品14-1b
ブラームス/弦楽四重奏曲第2番イ短調作品51-2
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番変ロ長調作品130

11月29日(木)
読響・第520回定期演奏会 サントリーホール

フリューベック・デ・ブルゴス/ブラームス・ファンファーレ(日本初演)
ブラームス/悲歌 作品82
ブラームス/運命の女神の歌 作品89
ブラームス/運命の歌 作品54
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第5番
指揮/ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
合唱/新国立劇場合唱団(合唱指揮/三澤洋史)
コンサートマスター/小森谷巧

ブラームスのファンファーレってブラームスの交響曲4番の主題を使っていますね。
11月23日(金)
クァルテット・エクセルシオ第24回東京定期演奏会

モーツァルト/弦楽四重奏曲第11番変ホ長調K.171
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
~休憩~
ブラームス/弦楽四重奏曲第3番変ロ長調作品67
クァルテット・エクセルシオ

ベートーヴェンの「ハープ」は、エクセルシオで何度も聞いています。
ブラームスの3番は、とても聴きやすい曲です。
11月22日(木)
サルビアホール クァルテット・シリーズ第16回

アポロン・ミューザゲート・クァルテット
ハイドン/弦楽四重奏曲第62番ハ長調作品76-3「皇帝」
シマノフスキ/弦楽四重奏曲第1番作品37
~休憩~
スーク/古いコラール「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲
ヤナーチェク/弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
アポロン・ミューザゲート・クァルテット
チェロ以外は、立って演奏するので迫力がすごい!
やはり日本人と体力が違うような気がします。

日本橋「メルヴェイユ」でランチ

12月4日(火)
今日は、以前行ったことのあるレストランの中からもう一度行きたいとリクエストのあったお店「メルヴェイユ」です。
もうこれまでに何回ランチしたのかな? と思って皆さんに聞いてみると、13年以上延々と・・・。
年4回くらいとして50回以上いろんなレストランを梯子しているわけで、よく続いているなと感心しています。
因みにこのグループは、私を含めてあるボランティアグループで活動した人達の集まりですから、好奇心旺盛なのかもね。
それで、系列店がミシュラン一つ星に輝くフレンチの「メルヴェイユ」のお料理は、

メル
・オードブルは、寒ブリにアンチョビとウズラの黄身いろんな野菜ソース カレー風味
・メインは、豚のローストにジャンボしいたけの詰め物
鱈のソテーいろいろのせて
・デザートは、栗のパイと、アールグレイ紅茶のアイスクリーム、クランベリーソース添え
・小菓子は、小さなフィンナンシェ
・紅茶、コーヒーで3400円でした。
幸せな気持ちで外に出ると、もう街は師走の様相です。
新しくなった大丸デパートの喫茶「茶寮 都路里」や「イノダコーヒー」や「カフェ 英国屋」を回り
やっと6名様の空いている「ブルギガラ カフェ」に入っておしゃべりを!
大丸デパート地下の高級ステーキ弁当の写真も撮ってきました。
お弁当
特選 黒毛和牛高級弁当 極味弁当 ¥9600と書いてあります。
次は来年2月かな。皆さんお元気で!

日生劇場「フィガロの結婚」と日比谷公園

11月24日(土)
今日は「オペラの日」だとカーナビ君が言っていましたが、何年ぶりかのオペラ鑑賞。
演目は「フィガロの結婚」、指揮は大好きな広上淳一です。
日比谷の日生劇場50周年記念公演なので、日比谷公園を通って、

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大銀杏のある松本楼は、この時期行列ができるくらい繁盛しています。
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第一ホテルのクリスマスイルミネーション
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日比谷公園には、バラがまだ咲いていました。

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日比谷公会堂1階にあるレトロなカフェ「日比谷アーカイブ・カフェ」
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それで、日生劇場の「フィガロの結婚」はと言うと
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アルマヴィーヴァ伯爵/森口賢二
伯爵夫人/田口智子
フィガロ/大山大輔
スザンナ/新垣有希子
ケルビーノ/堀万里絵
マルチェッリーナ/穴澤ゆう子
バルトロ/境信博
バジリオ/寺田宗永
クルツィオ/加茂下稔
アントニオ/大久保光哉
バルバリーナ/全詠玉
花嫁/後藤真美・藤長静佳
合唱/C.ヴィレッジシンガーズ
管弦楽/新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮/広上淳一
チェンバロ/平塚洋子
演出/菅尾友
まるで天使の歌声を聴いているようでした。
2か月近いリハーサルを経て出来上がったオペラだということ、な~る程この頃広上先生どこで仕事をしているのかななんて思っていたのですが、本当に真面目にやっていたのですね。
すべてよかったのですが、特にフィガロ(大山大輔)、スザンナ(新垣有希子)、伯爵(森口賢二)、マルチェッリーナ(穴澤ゆう子)、ケルビーノ役の堀万里絵さん歌はもちろんのこと、スレンダーな身体つきが素晴らしい。

若い演出家の菅井友さん、斬新な演出なんですが違和感が全く感じられないのは凄いことです。
次は広上先生の「ばらの騎士」が見て聴いてみたい!