ラ・ゾーナで「椿屋珈琲店」

3月23日(金)

横浜・三溪園の帰り、ラ・ゾーナ川崎の「椿屋カフェ」でお茶をして帰りました。

高級感あふれるお店で大きめのショートケーキとコーヒーをセットで頼むと結構なお値段です。
でも疲れた身体にいちごのケーキとコーヒーで、とってもリフレッシュできました。

カプソン ブゾーニを弾く

3月16日(金)

読響 第576回定期演奏会は、ハンガリーの指揮者ヘンリク・ナナシが急病のためドイツを中心に活躍するステファン・ブルニエが指揮をすることになりました。

モーツァルト(ブゾーニ編)/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ブゾーニ/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35a
~休憩~
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
指揮/ステファン・ブルニエ
ヴァイオリン/ルノー・カプソン
コンサートマスター/日下紗矢子

急遽指揮をすることになったステファン・ブルニエは、スイスのベルンで生まれ、ベルンとエッセンのフォルクワン・ホクシュクレでピアノ、ホーン、コンポジション、指揮を学んだ。おなかがポンと出てロッシーニでも演奏しそうな感じですが、2008年から2016年までボン市音楽総監督を務め主にドイツで活躍している。実は3月9日~12日までの4日間、N饗の中国地方(倉敷、広島、山口,益田)で演奏しており、急遽読響に呼び出されたものと思われます。

フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)は、イタリア出身でドイツを中心に世界中で活躍した作曲家・編曲者・ピアニスト・指揮者・教育者。
ブゾーニは神童で、7歳の若さで音楽家の両親の公開演奏会にてピアノ演奏デビューをした。 そしてリストの再来とも言われる程ピアニストとして成功を収め、バッハ作品のピアノ編曲は良く知られている。

初めは、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」序曲をブゾーニが書き加えたもの

次は、カプソンが弾くブゾーニのヴァイオリン協奏曲、ブゾーニ30歳のころ親友ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団のコンサートマスターを務めたヘンリ・ペトリのために作曲された、ヴァイオリンの高度な技巧が披露され、カプソンのパワフルな演奏でブゾーニの作品とか、プログラムにブゾーニ版とか書いてあるのが今回来てやっとわかりました。とても魅力的な人だということも!
そしてカプソンのアンコールはグルックの「精霊の踊り」。

R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」初めのパイプオルガンがず~んとホールに響き渡り、ブルニエがお得意としているのがよくわかる。

 

サルビア・ホール ロータス・カルテット

3月15日(木)

上質な音楽を提供してくれている、平井プロデューサーのサルビアホールクァルテットシリーズ、
93回は、火曜日鵠沼サロンコンサートでベートーヴェンを演奏してくれたロータス・カルテットです。

チェロ:斎藤千尋 ヴィオラ:山碕智子 ヴァイオリン:マティアス・ノインドルフ、小林幸子

ハイドン/弦楽四重奏曲第27番ニ長調作品20-4
シューマン/弦楽四重奏曲第2番ヘ長調作品41-2。
~休憩~
メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第2番イ短調作品13
ロータス・カルテット

ハイドン(1732-1809)弦楽四重奏曲27番は40歳の時の作品、ロータス・カルテットのきっちり真面目な演奏が気持ち良い。

シューマン(1810-1856)の弦楽四重奏曲2番は、1840年にクララと結婚をし、シューマンの「室内楽の年」といわれる1842年に、3曲の四重奏曲と、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲など不朽の名作が生まれている。シューマン邸で初演され、メンデルスゾ-ンに献呈された。すらすら滑らかな曲。

メンデルスゾーン(1809-1847)の名曲、弦楽四重奏曲2番は、メンデルスゾーンが18歳の時、ベートーヴェンが最後の弦楽四重奏曲(16番)を書き終えたときからわずか10か月後に完成された。
初めの旋律は歌曲「問い」(Op.9-1)の~それは真実?~の引用で、この旋律は2楽章でも終楽章でも出てくる。3楽章のインテルメッツォはアンコール曲としても有名。
今回のアンコールはベートーヴェンの作品130からカヴァティーナ。

オザキフラワー・パーク

3月15日(木)

クリスマスローズが元気ないので、専用の土を買いに行きました。
練馬石神井台 新青梅街道沿いの結構広いお店です。
〝尾崎フラワーパーク〟という花の専門店で「五つ星認定店」として認められている。

店内にはベゴニアやアジサイが咲いていてガーデニング用品がすべてそろっている。
約3000坪の敷地に駐車場も完備、スーパーのサミットも併設していて首都圏最大級の品ぞろえだそうです。

 

鵠沼サロンコンサート ロータス・カルテット

3月13日(火)

第371回鵠沼サロンコンサートは、昨年の6月にサルビアホールでベートーヴェンサイクルをやったところとても評判がよく、じゃ今年もということでロータス・カルテットです。

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番イ短調作品132
~休憩(20分)~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
ロータス・カルテット

ヴァイオリン:小林幸子 マティアス・ノインドルフ ヴィオラ:山碕智子 チェロ:斎藤千尋

1992年結成、ドイツのシュトゥットガルトを拠点に充実した演奏活動をしている。
2006年久々に来日したのをきっかけに日本でも活躍の場を広げ、数々の賞賛を浴びている。
そして今回の鵠沼の演奏会となったわけで、ずっしり重い曲ですが、聴いていて気持ちいい緊張感と充実感がありました。

Q.エクセルシオ アラウンド・モーツァルトVOL.3

3月11日(日)

クァルテット・エクセルシオのアラウンド・モーツァルトの3回目が、晴海のトリトン第一生命ホールで開かれました。

エクセルシオのメンバーと中央は幸松肇さん

フンメル/弦楽四重奏曲第2番ト長調作品30-2より第1楽章
モーツァルト/弦楽四重奏曲第22番変ロ長調K.589「プロイセン王第2番」
~休憩~
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」K.492(弦楽四重奏版)より

今日はチェロの大友君がモーツァルトになって盛り上げます。
モーツァルトの愛弟子フンメル(1778-1837)の弦楽四重奏曲2番ト長調第1楽章に続き

モーツァルト(1756-1794)の弦楽四重奏曲22番「プロイセン王第2番」は、1789年三大交響曲が生まれた翌年フリーメイソン結社の友であるリヒノフスキー侯爵と共にベルリンに行きプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世と謁見した時のプロイセン王四重奏曲の一つ。自らチェロを弾いた国王を意識してチェロが前面に出て活躍する。

最後は、モーツァルトの「フィガロの結婚」を観客はアリアを口ずさみながら楽しんだのでありました。四重奏の演奏会では珍しい〝ブラボー〟が飛び交いました。
相当な曲数でしたが、本当にお疲れ様でした。

日本フィル・広上・小山実稚恵

3月10日(土)

日本フィル第335回横浜定期演奏会は、広上淳一指揮、ピアノは小山実稚恵さんでショパンとブラームス、パンフレットには〝心の声に耳を傾けて~内省と憧れ、そして希望~〟と書いてある。
今最も輝いている指揮者とピアニストの演奏です。

ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
~休憩~
ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98
指揮/広上淳一
ピアノ/小山実稚恵
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

奥田佳道さんのプレトークがあり、今回のショパンもブラームスもホ短調で書かれており、独特の哀愁が漂っている。そしてショパンは、ショパン国際コンクールでも使用が推奨されているエキテル版で演奏されるという。

そのせいか、ショパン(1810-1849)のピアノ協奏曲、細やかな演奏だったように感じます。
小山さんのアンコールはショパン遺作のワルツ。

ブラームス(1833-1897)の4番、堂々として巨匠風、聴かせるところはしっかり、そしてやはりアンコールはハンガリー舞曲1番でした。言うことなし!

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