GRECO で エクセルシオ

1月27日(土)

雪が所々で積もっている東京、大塚のライヴハウス GRECO(グレコ)で、クァルテット・エクセルシオの演奏会がありました。大塚の駅から8分くらいの入り組んだ一角にあります。

 

第1部
ヴォルフ/イタリアン・セレナーデ
ボロディン/弦楽四重奏曲第2番より第3楽章「ノクターン」
ヴァスクス/弦楽四重奏曲第2番「夏の歌」

第2部
ハウエルズ/ファンタジー
バルトーク/弦楽四重奏曲第6番

クァルテット・エクセルシオ

珠玉の作品が並べられました。
ヴォルフ(1860-1903)はオーストリア・ウィーンの作曲家、
ボロディン(1833-1887)の有名な「ノクターン」
ヴァスクス(1946-)は、ラトビアの作曲家で、「夏の歌」はⅠ.花開くⅡ.鳥たちⅢ.エレジー
ハウエルズ(1892-1983)は、イギリスの作曲家「ファンタジー」は、懐かしいメロディー
バルトーク(1881-1945)弦楽四重奏6番 Ⅰ.メスト Ⅱ.メスト Ⅲ.メスト Ⅳ.メスト

もう一度聞いてみたくなるような曲が並んでいます。
2月4日(日)に東京オペラシティ―の近江楽堂でヴァスクス、バルトークが聴けます。
皆さまもどうぞ!

 

日本フィル・コバケン ブルックナー7番

1月26日(金)

第697回日本フィル東京定期演奏会は、小林研一郎指揮です。

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲二短調op.47
休憩
ブルックナー/交響曲第7番ホ長調WAB107
指揮:小林研一郎
ヴァイオリン:アレクサンドラ・スム
ゲスト・コンサートマスター:徳永二男
ソロ・チェロ:辻本怜

昨年4月8日に喜寿を祝う特別演奏会を催した小林マエストロは、「炎のマエストロ、77歳の軌跡!」で、ベートーヴェンの第7交響曲を取り上げました。今回は、「7にちなんだもう一つの曲」ということで、ブルックナーの7番を取り上げます。
その前にシベリウスのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンのアレクサンドラ・スムちゃんが真っ赤なドレス姿で現れました。ミーハー的には〝ローラ〟のような雰囲気です。
そのスムちゃん、モスクワ生まれで5歳よりヴァイオリンを学び、2004年ユーロヴィジョンコンクールで1位、小澤征爾より厚い信頼を得て数々のオーケストラと共演している。言うことなしですね!
緊張感漂うシベリウスの後は、楽器を楽屋においてきてのカーテンコールでしたが拍手が鳴りやまず、アンコールは〝バッハのアンダンテです〟とバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番からアンダンテを弾いてくれました。
今回、徳永二男がコンサートマスターとなって引き締めています。
最後のブルックナー7番は、ゆったりしたテンポで、しっとり聴かせました。日フィルの演奏素晴らしい!

映画「嘘八百」

1月20日(土)

友達と新年の挨拶をしてから、映画「嘘八百」を観てきました。
中井貴一と佐々木蔵之助の〝利休の茶碗〟を巡るだましあいコメディーで、
気楽なお友達と気楽に映画を見るのにうってつけ。

日比谷シャンテ辺りが新しく「東京ミッドタウン日比谷」に変わります。
ここから歩道橋を渡って日比谷公園に行けるようにもなるらしく、急ピッチで工事をしていました
オープンは3月29日だそうです。

東京ミッドタウン日比谷

この辺り日生劇場、東京宝塚劇場、沢山の映画館があって、劇場通り(theater street)のような雰囲気です。
ランチは帝国ホテル1Fパークサイドダイナーで軽く頂きます。
上高地帝国ホテル開業85周年記念フェアーとして、歴代料理長が考案したメニューを味わうことが出来ました。

千曲産大岩魚のムニエル        牛肉の朴歯味噌焼き

近況を報告するうちに、真面目な本音が出てきて、頭を整理する上でも時々会うのがいいなーと思える一日でした。

The Kitchen Salvatore Cuomo GINZA

1月15日(日)

銀座のThe Kitchen Salvatore Cuomo GINZAで窯焼きピッツア、イチゴのデザート付きに行ってきました。

何かに使えるんではないかと思ったんですが、

 

30代の主婦グループが多かったような!
そんなちょっと違和感が感じられる1日でした。

鵠沼でアヴォス・ピアノ・クァルテット

1月14日(日)

鵠沼サロンコンサート ニューイヤー・コンサート2018は、
アヴォス・ピアノ・クァルテットです。
年明けにふさわしい最高のピアノ・クァルテットを聴くことが出来ました。

メンバーは、ピアノ:マリオ・モントーレ、 ヴァイオリン:山田美怜
ヴィオラ:マルコ・ニルタ、 チェロ:アレッシオ・ピアネッリ

ブラームス/ピアノ四重奏曲第3番ハ短調作品60
~休憩~
シューマン/ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47
アヴォス・ピアノ・クァルテット Avos Piano Quartet

2007年にローマのサンタ・チェチーリア国立音楽アカデミー卒業生によって結成された
2009年フィレンツェのヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール、トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクールにおいて最高位、合わせてブラームス作品最優秀演奏賞、観客投票によるⅡPiccolo新聞社パブリック賞を受賞した。
また2010年シエナのキジアーナ音楽アカデミーより名誉学位とPremio Banca Monte Dei Passchi di Sienaを授与された。

今日のブラームス、小さなレスプリフランセに豊かな響きが行きわたってブラームス最優秀演奏賞、なるほどとうなずきました。
初めてのシューマンもどこかで聞いたことのあるメロディー
アンコールは、ヴェルディの椿姫のメドレー、これがものすごい演奏でした。

このレスプリフランセの女主人とも新年のあいさつをして鵠沼を後にしました。

日本フィル・バーンスタイン特集

1月13日(土)

日本フィル第334回横浜定期演奏会
バーンスタイン生誕100年を記念してバーンスタイン特集です。

バーンスタイン/「キャンディード」序曲
バーンスタイン/「キャンディード」組曲(チャーリー・ハーモン編曲)
ラヴェル/高雅にして感傷的なワルツ
~休憩~
バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」
指揮/山田和樹
ピアノ/小曾根真
コンサートマスター/木野雅之
ソロ・チェロ/菊地知也

山田和樹自身のプレトークがあって、終わればファイナルパーティーがあり、ビールやソフトドリンクが振る舞われて、理事長の平井さんもご満悦そうでした。
何と言ってもバーンスタイン特集、にぎやかなキャンディード序曲に続いて、余り演奏されることのないキャンディード組曲、交響曲第2番「不安な時代」はピアノコンチェルトのような作品。
イギリス生まれの詩人W.H.オーデンの同名の詩にインスピレーションを受けたバーンスタインは、この曲で神を信じられなくなった現代人の不幸と信仰の回復を描こうとした。
全体にジャズ的で小曽根さんの本領発揮といった感じ、途中にラヴェルが入っているのは、19世紀パリ万博でジャポニスムが流行し、その結果ジャズが音楽の世界に取り入れられたためということです。

アンコールはバーンスタインの「On the Town 」から「Some other time」

ゴーシュ音楽院でチェロとピアノのデュオ

1月8日(月)

年の初め演奏会は、千葉県長柄にあるゴーシュ音楽院で、
チェロの大友肇とピアノの野本哲雄のデュオ・コンサートです。

大友肇は、クァルテット・エクセルシオのメンバーで、この音楽院の開設者、
↑ のチェロは大友が幼少のころ使っていたものだそうです。

ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第1番ヘ長調作品5-1
フォーレ/ロマンス
フォーレ/セレナーデ
~休憩~
ブリテン/無伴奏チェロ組曲第1番作品72
バルトーク/狂詩曲第1番
チェロ/大友肇
ピアノ/野本哲雄

外房線の土気駅から車で20分くらい、千葉の山里にある一軒家で聴く小さな演奏会もいいものですね!
後半のブリテンやバルトークはとっても難しい曲なので、大友君大汗をかいていました。

山里でレストランが近くにないので、自家焙煎珈琲の「福笑屋」と、お弁当の「mam」が出張販売してくれています。

西大井~土気までJR一本で行けますし、今回は音楽院の人が土気まで車で迎えに来てくれました。
春の音楽祭の時には車で行ける美味しいピザハウスがあるそうで、3日間の1日は家から車で行こうと言っています。

明けましておめでとうございます。

1月1日(月)

2018年 明けましておめでとうございます。今年も最高のお天気でお正月を迎えました。

今年は、バーンスタインの生誕100年、ロッシーニ没後150年、ドビュッシーの没後100年で演奏会のプログラムにもちらほら見られます。
毎年のことですが、NHK Eテレで、夜7:00から「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート2018」が開かれ同時中継されます。指揮はムーティーです。

再放送は1月6日(土)午後2:00~5:00
今年も「コンサート紀行」をよろしく!

 

日本フィル 小林研一郎「第九」

12月23日(土)

日本フィル第333回横浜定期演奏会
今日は恒例の指揮小林研一郎でベートーヴェンの「第九」です。
みなとみらいホール近辺はクリスマス一色

バッハ/オルガン小曲集~「汝のうちに喜びあり」
バッハ/オルガン小曲集~「古き年は過ぎ去り」
バッハ/トッカータとフーガ ニ短調プレトーク
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調
指揮/小林研一郎
パイプオルガン/石丸由佳
ソプラノ/増田のり子
アルト/林美智子
テノール/錦織健
バリトン/ジョン・ハオ
合唱/東京音楽大学(合唱指揮/阿部純)
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/齋藤政和
ソロ・チェロ/菊地知也

奥田佳道氏のプレトークがあって、バッハのオルガンソロの後、コバケンの「第九」が始まります。
ソロ歌手たちは、声量のある増田のり子とジョン・ハオが加わってコバケン的荘厳な「第九」でした。

終わっていつものようにコバケンの挨拶があり、〝今日は、会場に白鵬さんが来ています〟との言葉、一階の一番後ろに大きな人影が立っていました。席が取ってあったわけではなく、本当にサプライズだったようです。

皆さま、

Merry Christmas!

 

浦安音楽ホールでクァルテット・エクセルシオ

12月16日(土)

今年の春にオープンした浦安音楽ホール、クアルテット・エクセルシオがレジデンスを務める最初のコンサートに行ってきました。 このごろよく出てくる レジデンスっていうのは ・・・ということで、とても名誉なことなんです。

エルガー/愛の挨拶
ヴォルフ/イタリアン・セレナーデ
モーツァルト/セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」~第1楽章
チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番~第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第6番~第3楽章
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」~第4楽章
~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ

プレ・コンサートとして浦安ユースオーケストラの若者がエクのメンバーと一緒に演奏しました。モーツアルトのディベルティメントK136の第1楽章、シベリウスのアンダンテ・フェスティーボです。エクのメンバーの教育プログラムの成果といえます。

シューベルトの「死と乙女」が終わると、サンタクロースとトナカイに扮したエクが「荒れ野の果てに」を演奏してアンコールとなりました。

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