第1回 『むさし庵』でクァルテット・エクセルシオ!

8月2日(日)

8月2日(日)~3日(月)ナビ君と一緒にドライブです。
蓼科の隠れ山荘『むさし庵』で、クァルテット・エクセルシオの演奏会を聴き、その足で、霧が峰の『クヌルプ・ヒュッテ』に行って一泊しようという計画です。
エクセルシオの演奏はもちろんのこと、隠れ山荘『むさし庵』の方にも興味があり、山の景色と演奏と隠れ山荘と三つ共々興味津々で出かけました。

  霧が峰 026-1                    

モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
ラヴェル/弦楽四重奏曲
~休憩(10分ほど)~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー」第3番

オープニングが、今回印象的でした。
チェロの大友君が出てきてチェロを弾き始めると、客席の後の方から3人の女性が、宮廷風の足並みで、ボッケリーニの「マドリッドの帰営ラッパ」を弾きながら出てきます。客席全体が弦楽の響きに包まれ鳥肌が立つような感激でした。今日は3人とも濃いグリーンのドレスで揃えています。
演奏は、本格的なもので、手を抜くようなことは全くしていません。
ラヴェルは、色彩豊かで、ベートヴェンのラズモ3番は、一番脂の乗り切っていた頃の力強い作品です。
むさし庵の木の温もりと外の景色それに蝉の声が一体となって、エクセルシオの迫力ある演奏を応援していたような気がします。
アンコールは、山田耕筰さんの「からたちの花」、西野ゆかさんの1ヴァイオリンからシットリと始まって聴かせてくれました。
観客の一人から後で聞いた話ですが、〝まるで私一人のために演奏してくれたよう〟だったそうです。

演奏後は、隣の食堂で、ワインと軽食で、歓談です。
演奏をしている間は、お料理の音を出せないため、ここ『チェルトの森』の別荘の人たちが、持ち寄ったワインや、オープンサンドやお菓子だと思います。

霧が峰 055-1

霧が峰 052-2

エクセルシオの皆さん素敵なドレスなので、是非ともと撮らせて頂きました。

ここ『むさし庵』 は、伝統的木造建築の美しさと機能を永く後世に伝えるべく、福井県や、金沢、京都など、各地から様々な解体部品を収集し、宮大工の精緻な技術により南蓼科に再生合築したものです。
この建物の特徴は、いわゆる「骨董仕上げ」と呼ばれるもので、柱や梁の表にする面にそれまで壁のなかに埋められていた側を使用したり、彎曲した鉄砲梁が上がりかまちに利用されるなど、各所に創意工夫がみられ、一般の古民家と少々異なる風情をかもし出していることです。

玄関くつ箱の上のライトが美しい。

霧が峰 020-1

このライトも綺麗ですね!

霧が峰 025-1

彎曲した梁

霧が峰 034-1

食堂に入るドアも重厚感あふれますね。

霧が峰 040-1            霧が峰 029-1

玄関前の野草の鉢

フロント近くで草木染のシャツを販売しています。生まれ月ごとに草木が違い、八月は、紅花で真っ赤でした。

霧が峰 033-2

椅子も凝った物が並んでいます。

霧が峰 041-1

霧が峰 051-1    霧が峰 057-1

超一流の建物で超一流の音楽を聴く、最高のアフタヌーンコンサートでした。
なお、この『むさし庵』、京都で学んだ熟練技のお料理も超一流で、お昼は、5000円より、夕食は、8000円より、宿泊は、夕食・朝食つきで、25000円よりがあります。
中味を考えると、全然高くないです。ぜひ皆様ご利用下さい。

☆ 蓼科隠れ山荘『むさし庵』 http://www.musashian.com/
☆ クァルテット・エクセルシオ https://quartet-excelsior.wixsite.com/schedule

フェスタサマーミューザ川崎2009

7月28日(火)

川崎の、ミューザ川崎で毎年夏に行われる、音楽祭です。
ことしは、3公演だけピックアップして聴くことにしました。

          wp_A.jpg

読売日本交響楽団
                オール・ワーグナー・プログラム
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
ワーグナー/ジークフリート牧歌
ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」ジークフリートの葬送行進曲
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
指揮/下野竜也
久々に聴く、読響、下野君の演奏です。
このごろは、ハイドン、メンデルスゾーン、プロコフィエフなど比較的おとなし目の曲を聴いているので、ワグナーは、特に若々しい下野君の大音響は新鮮でした。
読響は、メンバーに恵まれているし、ミューザ川崎のホールもよいですものね。
「ジークフリート牧歌」は、妻コジマの誕生日(12月25日)のために書かれた小編成の管弦楽曲で、この曲だけは、17人という小人数で、ほのぼのと聞かせてくれました。
アンコールは、「ワルキューレの騎行」、その前の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」よりももっと楽員が増えて、大々音響でした。 あ~っスッキリした。

土用の鰻

7月24日(金)
うっとうしい梅雨がまだ続いています。
うなぎを「にしむら」で買ってきて、うな重です。
山椒の実は、まりさんから頂いたもの。
息子は、初めて山椒の実を食べた(粉山椒は知っているのですが)ので、
やっと、〝山椒は小粒でぴりりと辛い〟の意味が判ったようです。

CA3A0695-1.jpg

 

 

CA3A0696-1.jpg

全員、完食です。

佐渡裕プロデュース「カルメン」東京公演

7月17日(金)

東京文化会館で、久し振りのオペラ生鑑賞です。
ビゼーの「カルメン」、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009と題しています。

CA3A0684-1.jpg

カルメン/ステラ・グリゴリアン
ドン・ホセ/ルカ・ロンバルド
エスカミーリョ/ジャン=フランソワ・ラポワント
ミカエラ/木下美穂子
フラスキータ/菊地美奈
メルセデス/ソフィー・ポンジクリス
モラレス/与那城敬
スニガ/斉木健詞
レメンダード/小原啓桜
ダンカイロ/加賀清孝
指揮/佐渡裕
演出/ジャン=ルイ・マルティノーティ
装置/ハンス・シャヴェルノホ
衣裳/シルヴィ・ド・セゴンザック
照明/ファブリス・ケブール
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
佐渡さんの「カルメン」ほとんど満席に近い。
兵庫県立芸術文化センター、愛知県立芸術劇場大ホール、とここ東京文化会館の三箇所で公演をするので、効率がよいような気がします。パンフレットも無料で、小振りなのが一つ、三箇所共通のもの。

「カルメン」役のステラ・グリゴリアンさん、カルメンそのままの感じ、グラマラスでセクシーで可愛い、もちろん声もいいんですよね。二組あるキャストの今日は外人組の日、木下美穂子さんが外人組に入っていたので、こちらに決めたのですが、日本人組の「カルメン」役の林美智子さんもきっとセクシーにやってくれると思います。

まるで、映画やミュージカルを見ているような楽~な感じです。
所々できりっとしますが、演出家のジャン=ルイ・マルティノーティ さんが意図している〝リアリズム〟手法に拠って、アンダルシア地方の風物が写実的に取り入れられたり、一幕から四幕まで約一年間、「カルメン」の恋愛は半年とちょっとと言う設定が、一幕の4月のセビーリャのセマーナ・サンタ祭、ホセが牢獄から出てくる5月の闘牛の季節、エスカミーリョが闘牛に招待する2月か3月の一年弱と一致してい る。

ホワイエには、評論家や元歌手の人たちがたくさん。
木下美穂子さんのファンクラブ会員のお花、カメラに収めておきました。

帰り支度も手伝ってか、日本では珍しい全員スタンディング・オベーションでした。

佐渡裕「カルメン」 : http://www.ints.co.jp/carmen/index.htm

日フィル第612回東京定期演奏会

7月10日(金)

横浜日本フィルに続いて、広上さん指揮の東京日本フィルの定期演奏会。

日フィル-1
プログラムの表紙: 広上さん飛んで行ってしまわないように引き止めてね。

ハイドン/交響曲第92番ト長調「オックスフォード」
~休憩~
武満徹/樹の曲
~休憩~
ストラヴィンスキー/詩篇交響曲
指揮/広上淳一
合唱/東京音楽大学
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口由香

7日のマエストロサロンで広上さんが言っていましたが、ハイドンの楽譜は料理でたとえると〝魚、切る、食べる〟 としか書いてないので、あとは指揮者の腕次第、これからは私の判断ですが、中味のない指揮者にはハイドンは振れない。
オーケストラにも、いつものように〝みたらし団子の最後の団子にタレがかかるような感じ〟でやってくださいなど要求が多いそうです。要求が多い割にはたとえが面白いから団員から慕われる。
それで「オックスフォード」ですが、〝切れ〟がよくて〝典雅〟なハイドンです。
2楽章は、〝野原でソフトクリームを食べているような感じ〟。

日フィル委嘱の武満徹の「樹の曲」は、ストラヴィンスキー繋がりでしょうか?
武満の「弦楽のためのレクイエム」は、ストラヴィンスキーが高い評価をしたので、日本の評論家が注目し始めた。それまでは全く評価されなくて、武満は映画館の中で隠れて泣いていたそうです。それで映画音楽を書くようになったとか。
「樹の曲」は、樹といっても白神のぶなの原生林の自然のサイクルといった宇宙的なイメージがあるように思える前衛的な曲です。

ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」、 ストラヴィンスキーはカメレオンのように作風が変わる人で、ゲームを作るように作品を作っていった。この「詩篇交響曲」は、ボストン交響楽団50周年記念コンサートのために依頼されて作った。1930年初めから作曲し、1930年の12月19日に初演。
オーケストラは、ヴァイオリンとヴィオラを省いていて、木管が増員されているがクラリネットはなく、あとはピアノが二台、さらに厚味のあるひびきとして合唱を加えた。
詩篇とは、旧約聖書の中の150篇ほどある神を讃美する詩をさします。
合唱は、東京音大で広上さんが教えている授業の一環だそうです。
不協和音のような音を学生さん良く声を出していました。あと「カルミナブラーナ」に似ているのは、オルフの方が時代的に真似をしているので、ストラヴィンスキーがオリジナルです。
中味の濃い素晴らしい演奏会でした。

 

マミ・フラワースクール一日体験入学

7月8日(水)

今日は、マミ・フラワーデザインスクール の一日体験入学です。

CA3A0674.jpg

大森駅 天祖神社の階段を登ってすぐにマミ・フラワーデザインスクールがあるのは知っていましたが、今回は友達に〝一緒に行かない?〟と誘われて行って来ました。

ラウンドスタイルと言って、丸い形のアレンジで、テーブルの上に飾るのに適したスタイルです。

筒の器なので、剣山でなく、「花くばり」・・・枝分かれしてしなやかな枝をくるくる巻きにして器の中に入れ、其の間に花を生けてゆくやり方で、「花くばり」が、外から見えても構わないマミフラワー独特の方法。

ウンリュウ柳を「花くばり」にして、トルコキキョウ、アルケミラモリス、アゲラタム、スプレーカーネーションを生けてゆきます。

黄色いパセリみたいなのがアルケミラモリスで、ブルーの小さな花が集まったのがアゲラタムです。

真ん中に「高さの花」を一本、横に5~6本「横の花」を放射状に同じ長さで生ける。

後は、その間に凹凸を出しながら、円形になるように生けてゆくとこんな感じになります。

終わったら、冷たいお茶とお菓子が用意されました。

爽やかなひと時・・・。

☆ マミフラワーデザインスクール : http://www.mamifds.co.jp/

(さらに…)

日フィル 第249回横浜定期演奏会

7月4日(土)

広上マエストロなので聴きに行きました。
今年は、メンデルスゾーンの生誕200年、オールメンデルスゾーンです。

《メンデルスゾーン生誕200年アニヴァーサリー・プログラム》
メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」~序曲、間奏曲、結婚行進曲
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
メンデルスゾーン/交響曲第5番「宗教改革」
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/チャールズ・ウェザビー
コンサートマスター/木野雅之
ソロ・チェロ/菊地知也

CA3A0657-1.jpg

上の写真は、広上さんが指揮していたアメリカのコロンバス響のコンサートマスター チャールズ・ウェザビーさんです。今回メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲をソロ演奏してくれました。

独奏者としてというよりも、オーケストラの一員としてオケに寄り添うように演奏しているように感じました。
ウェザビーさんアンコールは、ハーマン・ハプフェルトの as time goes by(時の過ぎ行くままに)、聴けば誰でも知っている映画「カサブランカ」でフランク・シナトラが歌った曲をウェザビー自身でなく、友人が編曲したらしい。とってもムードのある曲です。

最後の「宗教改革」では、ウェザビーさん、オーケストラの一員として第2ヴァイオリンの群れの中にいました。
広上さんは、コロンバス響のメンバーと日本に演奏旅行をしたかったのですが、いろんな事情で出来なくなった。やはり広上さんの下で、演奏がしたいという思いからでしょうか。

アンコールは、リャードフの「八つのロシア民謡」から complaint と題された曲、〝今日は菊地君がいるから〟とチェロのソロから入りました。菊地さんのチェロ素敵でした。広上さんと菊地さんは兄弟みたいですものね。

今回「真夏の世の夢」も、「宗教改革」も、ヴァイオリンコンチェルトも大人しくて地味ながらスッキリした演奏で梅雨時にぴったりですね!

演奏が終わった後は、ホワイエで恒例の今シ-ズンファイナルパーティーがあり、

CA3A0655-1.jpg

新人のトロンボーン藤原君と、チューバの柳沢君が、浴衣姿で演奏。
可愛いんですよね。24歳って言ってました。

最後に一番上の写真のウェザビーさんのお話を広上さんが通訳し、広上さんのお話もありました。
この数年7月の横浜定期は広上さんで、ファイナルパーティは、広上さんが共演者と共に出ています。
来年はコンクールで優勝したピアノの辻井君が共演者らしい。「真夏の世の夢」の出だしのように日フィルと広上さん何かが起きそうな気がして、とっても楽しみ!

 

日フィル 第611回東京定期演奏会

6月19日(金)

今日は、サントリーホールで日本フィル第611回定期演奏会です。

   ラザレフ2           nicola_benedetti03n.jpg
  アレクサンドル・ラザレフ        ニコラ・ベネデッティ

             チャイコフスキー/組曲第4番「モーツァルティアーナ」
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第2番二短調
指揮/アレキサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン/ニコラ・べネデッティ
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/江口由香

プロコフィエフ交響曲全曲演奏プログラムの2回目です。プロコフィエフは、モーツァルトに似ているということで、モーツアルトを組み合わせるのがラザレフさんの方針。

チャイコフスキーもモーツアルトが大好きで、最初の曲は、モーツアルトのピアノ曲をオーケストラにアレンジしている。殆ど演奏されたことが無い曲ですが、前日の「モーツァルティアーナ」の紹介で書いてあったように中味が濃くて面白い。

次のモーツァルトのピアノコンチェルトは、ソロがニコラ・ベネデッティさん、写真にあるように、梅宮アンナに似た美人でグラマラスそして25才という若さです。75%イタリア系スコットランド人だそうです。ストラディヴァリウス「アール・スペンサー」を弾きこなしていて、モーツアルトも十分によかった。カデンツァは多分彼女自身の作曲らしい。アンコールに弾いたイザイの無伴奏ソナタ第5番「田園風舞曲」ではじけました。

最後は、プロコフィエフの2番「鉄と鋼のシンフォニー」と副題がついているように世の中が尖って〝ごちゃごちゃ〟でパワフルなのをそのまま曲にした。ストラヴィンスキーが1910年に「火の鳥」で、一夜にして超有名人になったようにプロコフィエフも有名になりたかった。1924年のこの曲では、有名にはなれなかったのですが、結構専門家筋には、好評だったようです。

ラザレフさんは、ダイナミックながらも、〝ごちゃごちゃ〟にならずに演奏してくれました。

アンコールは「三つのオレンジの恋」から行進曲でした。

溌剌として純粋で自信のあふれたプロコフィエフはこれから本領発揮ですね!

今年も「梅ジュース」

6月18日(木)

今年の「梅ジュース」第一弾です。
洗ってへたを取った南高梅2キロを24時間冷凍庫で凍らせ
梅2キロに対して 氷砂糖1キロ、砂糖500グラムを交互に入れ、
酢を400cc入れて、ビンをぐるりと回して混ぜます。
時々、蓋をしたまま、取っ手でビンをぐるりと回して下さい。

           CA3A0640-1.jpg  

3~4週間で、出来上がります。三ツ矢サイダーで、3~4倍に薄めて召し上がれ!
今年は、2キロづつ一週間おきに3回、6キロ作ろうかな。

「梅ジュース」の味見をしながら、昨日のマエストロサロンの復習です。

  CA3A0637-1.jpg

明日、6月19日(金)日本フィル東京定期の指揮者、 アレクサンドル・ラザレフさんの「マエストロサロン」で、司会はいつものように、日本フィル・ヴィオラ奏者の新井豊治さんです。
上の写真は、チャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」の紹介です。
殆ど演奏されたことがないのですが、とっても美しい旋律でチャイコフスキーが脂の乗り切った時に作った曲だそうで、 モーツアルトのピアノ曲をオーケストラにアレンジしたもの。
チャイコフスキーはモーツァルトを尊敬していて、モーツァルトの作品が全部の10%位しか演奏されていないため、演奏されていない曲の主題を使って曲を作ることができるかと考えて作った。
モーツァルトの曲を借りていながら、ちゃんとチャイコフスキー風になっているのが聴きどころだそうです。

明日の演奏会には、他にモーツァルトのヴァイオリン協奏曲とプロコフィエフの交響曲2番が演奏されます。

「マエストロサロン」後、いつものようにビオラ奏者の新井さんと「パパミラノ」でイタリアンを!

 

(さらに…)

カルミナ四重奏団 フェスタ3日目 第一生命ホール

6月12日(金)

晴海のトリトンで、カルミナ四重奏団を聴いてきました。実は、6月6日にもカルミナ四重奏団で、ハイドン「皇帝」、ドヴォルザーク「アメリカ」、シューベルト「死と乙女」を聴き、今日はフェスタ3日目のプログラムで前半は、ヴィオラの川本嘉子さんとメンデルスゾーンの弦楽五重奏曲を、後半は、田部京子さんとブラームスのピアノ五重奏曲です。

メンデルスゾーン/弦楽五重奏曲第2番変ロ長調作品87
~休憩~
ブラームス/ピアノ五重奏曲へ短調作品34
カルミナ四重奏団
第2ヴィオラ/川本嘉子
ピアノ/田部京子

ジェイミーのコンサートで小川典子さんと田部京子さんの連弾を聴いてから、小川典子さんとは、日フィルの名曲コンサートでラヴェルのピアノコンチェルトを聴き、こんど田部京子さんとブラームスのピアノ五重奏曲を聴くので、一週間ばかりの間に小川典子さんと田部京子さんと二度お会いすることになりました。

ユダヤ人で、非常に恵まれた環境で育ったメンデルスゾーンは、若くして何でも出来る天才だった。
カルミナ四重奏団も初期にメンデルスゾーンをずいぶん演奏したと言うだけあって、とても慣れて、楽しんで演奏している感じがしました。

ブラームスの方は、金属的な音の小川典子さんと違って、柔らかい音の田部京子さんぴったりで、ブラームスのロマンティシズムと重厚感とハンガリー舞曲を思わせるような展開がとってもよかった!
終わってから、カルミナと田部京子さんのサイン会があって、行列が出来ていました。

トリトン内の「翠江堂」に今日は「いちご大福」があったので、買って来ました。アジサイの金平糖も。

CA3A0632-2.jpg

日フィル 第332回 名曲コンサート 

6月7日(日)

今日は、日フィル名曲コンサートです。
指揮がアレクサンドロ・ラザレフ、 ラヴェルのピアノコンチェルトは小川典子さん。
午前中に浜町総合体育館で太極拳の練習があり、9:30~12:30
陳式太極拳と棒術をミッチリ練習して、
それからサントリーホールに車をとばして午後2:00~演奏会です。
太極拳をやってから演奏会へ行くのは辛いのかなっと思ったのですが、
慣れてきたのか身体も頭もスッキリ。

ラザレフ2

ラヴェル/海上の小舟
ラヴェル/道化師の朝の歌
ラヴェル/ピアノ協奏曲
~休憩~
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/小川典子
コンサートマスター/扇谷泰朋
ゲスト・チェロ・ソロ/北本秀樹

ラヴェルのピアノ曲集「鏡」から〝海上の小舟〟と〝道化師の朝の歌〟ラヴェル自身が、オーケストレーションしたものでとっても色彩豊かです。
次のピアノ協奏曲は小川典子さんのピアノ演奏。
えっ、これガーシュインの〝ラプソディーインブルー〟の沼尻さん流に言えばパクリじゃない?
と思っているうちに、2楽章は、ゆっくりピアノソロから入って繊細でしかも軽い、
3楽章は、始めのジャズ風に戻って華やかで活気に満ちた軽快なテンポで終わります。
ラベルのピアノ協奏曲は、小川典子さんに本当ぴったりですね。

そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」は、ラザレフさんの指揮で平坦にならず、強弱がはっきりした演奏で飽きさせない。

アンコールはラヴェルの「死せる王女のためのパヴァーヌ」でした。

ジェイミーのコンサートから直ぐに小川典子さんのラヴェルのピアノ協奏曲 、
田部京子さんにも6月12日(金)カルミナ四重奏団とブラームスピアノ五重奏曲でお会いします。

 

Wordpress Social Share Plugin powered by Ultimatelysocial