寒い日が続きます、皆様寒中お見舞い申し上げます。
コロナ禍で、外は雨、家の中で楽しいことをしようと、
四谷の「オテル・ド・ミクニ」の三國チェフの、youtube を見ながらアップルパイを作ってみました。出来立てのアップルパイはパリパリして本当に美味しい。

皆様も是非どうぞ!
寒い日が続きます、皆様寒中お見舞い申し上げます。
コロナ禍で、外は雨、家の中で楽しいことをしようと、
四谷の「オテル・ド・ミクニ」の三國チェフの、youtube を見ながらアップルパイを作ってみました。出来立てのアップルパイはパリパリして本当に美味しい。

皆様も是非どうぞ!
新年の初生演奏会は、今年没後100周年を迎えるサン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」です。私たちは1月5日と6日公演の5日の方を見てきました。
ウィーン国立歌劇場やMETで、アラーニャとガランチャの「サムソンとデリラ」を見てきましたが、二期会ではどんな公演になるのでしょうか? 今回はオーチャードホールでの演奏会形式となります。渋谷の街は久しぶり、大きなビルがニョキニョキと建っています。

デリラ/板波利加
サムソン/樋口達哉
ダゴンの大司祭/門間信樹
アビメレク/後藤春馬
老ヘブライ人/狩野賢一
ペリシテ人の使者/加茂下稔
第1のペリシテ人/澤原行正
第2のペリシテ人/水島正樹
合唱/二期会合唱団
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/マキシム・パスカル
新制作・セミ・ステージ形式上演
フランス語(日本語字幕付き)上演
カミーユ=サンサーンス(1835-1921)は、作曲家でありピアノとオルガンの名手、詩集を出版し劇作家として成功、しかも哲学者にして考古学者、美術史家とまさにマルチプレイヤーでしかも旅行好きとして知られ「サムソンとデリラ」の中の「バッカナール」には、ペリシテ人の盛大な踊りが、エキゾティックで異国情緒溢れたものとして盛り上げます。
これは旧約聖書の「士師記」の中に書かれているお話で、ユダヤ人は紀元前13世紀ごろエジプトから逃げてきてパレスチナと呼ばれる地で生活を始めた。それから紀元前1000年ごろ王国を作った、そのころダビデ、ソロモンなどが登場する。それから国が南北に分かれ、北王国も南王国も紀元前6世紀には、バビロニアによって滅ぼされた。紀元前6世紀後半にはペルシャ、紀元前4世紀にはシリア、紀元前1世紀にはローマに支配されつづけてゆく。そして紀元1世紀にはキリストが現れる。
そんな中での「サムソンとデリラ」ヘブライ人のサムソンは怪力を持った男、そしてペリシテ人のデリラは魅力でサムソンを誘惑しサムソンの怪力の秘密を聞き出そうとする。デリラは1幕の終わりで“Printemps qui commennce”を歌う。
2幕の有名なデリラのアリア“Mon coeur s’ouvre a ta voix”(あなたの声に私の心は開かれてゆく)で、サムソンは完全にデリラに惹かれてゆく。
そして3幕は、サムソンの力の秘密が髪の毛にあるとわかったため、髪の毛を切られ、眼を抉り出されてしまいます。そして、「バッカナール」になります。演奏会形式ですので、今回準・メルクルが来れなくなったためピンチヒッターとなった指揮者のマキシム・パスカル、もちろん若きフランス人ですが、舞台中央で長い手足をフル回転し大いに沸かせます。「サムソンとデリラ」の後には同じく二期会の「ルル」を指揮する予定だそうです、注目しましょう。合唱は舞台後方の紗幕の中に2列に並び、
最後、神殿が崩れ落ちるシーンは、紗幕に映像で映し出されます。
サン=サーンスってすごい作曲家だなってつくづく思いながら家路につきます、ずいぶん変わった渋谷の街を見ながら!
新型コロナウィルスの緊急事態宣言が1都3県に発令された今日ですが、来月7日まで緊張した毎日が続きますね。
四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國シェフがyoutube にフランス料理の作り方を教えてくれています。
今日はコックオーバン(鶏の赤ワイン煮)を作ってみました。いつも家で作っているのとはちょっと違いますが、タイムとローレルの香りが効いてとっても美味しい。皆様も是非どうぞ!

明けましておめでとうございます。
昨日の12月31日、ウィーン国立歌劇場で無観客でヨハン・シュトラウスの「こうもり」の公演があり無料で放映してくれました。
ですから、最新の歌手達の「こうもり」です。
今回、指揮はコルネリウス・マイスター、演出はオットー・シェンク。大晦日にウィーンで「こうもり」を公演するなんて・・・これからも楽しくなりそう!

アイゼンシュタイン/ゲオルグ・ニグル Georg Nigl
ロザリンデ/カミラ・ニールンド Camilla Nylund
フランク/ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー Jochen Schmeckenbecher
オルロフスキー侯爵/オッカ・フォン・デア・ダムラウ Okka von der Damerau
アルフレード/ミヒャエル・ローレンツ Michael Laurenz
ファルケ博士/マーティン・へスラー Martin Haessler
アデーレ/レギュラ・ミューレマン Regula Muhlemann
フロッシュ/ペーター・シモニスチェク Peter Simonischek
ブリント博士/ロバート・バートネック Robert Bartneck
イーダ/イレアナ・トンカ Ileana Tonca
イワン/ヤロスラフ・ペハル Jaroslav Pehal
指揮/コルネリウス・マイスター Cornelius Meister
演出/オットー・シェンク Otto Schenk
舞台美術/ギュンター・シュナイダー=ジームセン Gunther Schneider-Siemssen
衣装/ミレーナ・カノネロ Milena Canonero
バレエ(雷鳴と電光)振付/ゲルリンデ・ディル Gerlinde Dill
このオペラは、1874年の大晦日から元旦までのお話ですからぴったりですね!
ロザリンデは、ウィーンで大活躍のカミラ・ニールンド、アイゼンシュタインはウィーン少年合唱団出身のバリトン、アデーレはスイスのルツェルン出身の若きソプラノです。
「こうもり博士」と呼ばれたファルケ博士の復讐劇ですが、どの曲もお馴染みで、気軽に楽しめますね!
明日も同じ「こうもり」を放映してくれるようです、見逃した方は是非どうぞ。
今年は動画元年ということで、新年からyoutubeをアップさせていただきます。
今年こそよい一年になりますように、お祈り致してしております。
「紫陽花」youtubeにしました、ご覧ください。
今日は、クリスマス・イヴ、今年は“我が家でクリスマス”が多いと聞きます。
みなさま静かで、幸せなクリスマスをお過ごしください。

いつものように鶏は我が家で、ケーキは近くの「ガリュウ・M」さんで準備しました。
鶏の中にはレバーやベーコン、玉ねぎ、セロリなどを炒めてパン粉でまとめて味付けしてあるスタッフィングが入っており、次の朝にはトーストとコーヒーで残った鶏と野菜とスタッフィングでいただきます。これがまた美味しい!
トランプ大統領からのクリスマスメッセージが届きました。
BGM は山下達郎さんの「クリスマス・イブ」です。
ウィーン国立歌劇場は、ロックダウン中にもかかわらず無観客でライブストリーミングをしていますが、12月18日はリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」をライブで上演しました。今回の公演はオットー・シェンクの演出で、指揮はフィリップ・ジョルダン、そして最新の歌手陣で楽しむことができました。

マルシャリン/マルティナ・セラフィン Martina Serafin
オックス/ギュンター・グロイスベック Gunther Groissbock
オクタヴィアン/ダニエラ・シンドラム Daniela Sindram
ファニナル/ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー Jochen Schmeckenbecher
ゾフィー/エリン・モーリー Erin Morley
マリアンネ/ レジーヌ・ハングラー Regine Hangler
ヴァルツァッキ/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
アンニーナ/ノア・ベイナルト Noa Beinart
警部/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
元帥夫人の執事/ヴォルフラム・イゴール・デルントル Wolfram Igor Derntl
ファニナル家の執事/ダニエル・イェンツ Daniel Jenz
公証人/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
テノール歌手/ピョートル・べチャワ Piotr Beczala
料理屋の主人/イェルク・シュナイダー Jorg Schneider
指揮/フィリップ・ジョルダン Philippe Jordan
演出/オットー・シェンク Otto Schenk
舞台装置/ルドルフ・ハインリッヒ Rudolf Heinrich
衣装/エルニ・クニーパート Erni Kniepert
マルシャリンを歌ったマルティナ・セラフィンは、ウィーンの音楽家の家に生まれ、この3月にはウィーンで2015年5月31日に収録されたアーカイヴとして「ワルキューレ」のジーク・リンデ役で出演しています。ゾフィー役は、ウィーンでもMETでも大活躍のエリン・モリー、オクタヴィアン役は、ニュルンベルグ生まれのダニエラ・シンドラムで、数々の賞をもらっています。オックス男爵はギュンター・グロイスベック、METでも活躍している残念ながらこの役にはそぐわないとってもハンサムなバスです。そしてちょっとだけ出演するテノール歌手としては、有名なピョートル・ペチャワが歌っています。
この時期「ばらの騎士」が聴けるとは思ってもみないことでした。
あと年末には、「こうもり」が無観客で放映されるようですし、1月1日には「ニュー・イヤー・コンサート」がやはり無観客で、これはNHKでも放映されるようですので、ウィーン国立歌劇場のホームページに注目していてください。
ウィーン国立歌劇場は、11月に入って新型コロナウィルスの第2次ロックダウンのため、前回同様無料アーカイヴを続けています。今回のプッチーニ「トスカ」は実際に舞台で無観客状態で上演して、これもまた無料配信してくれています。そしてなんと、トスカ役はアンナ・ネトレプコ、カヴァラドッシ役は実生活で夫のユシフ・アイヴァゾフなんです。素晴らしい組み合わせで息もぴったり、見逃した方は、また再放映をしてくれると思いますのでウィーン国立歌劇場のホームページに注目していてくださいね!

トスカ/アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko
カヴァラドッシ/ユシフ・アイヴァゾフ Yusif Eyvazov
スカルピア/ヴォルフガング・コッホ Wolfgang Koch
アンジェロッティ/エフゲニー・ソロドフニコフ Evgeny Solodovnikov
堂守/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
スポレッタ/アンドレア・ジョヴァンニー二 Andrea Giovannini
シャルローネ/アッティラ・モクス Attila Mokus
看守/イリヤ・カザコフ Ilya Kazakov
指揮/ベルトラン・ド・ビリー Bertrand de Billy
演出/マルガレーテ・ヴァルマン Margarete Wallmann
舞台/ニコラ・ブノワ Nicola Benois
演出は、ウィーンの今までの「トスカ」と同じものですが、今回、日本では14日の早朝3時ごろから始まっていたようですから、現地時間では13日の夜に行われた公演だろうと思います。拍手はなく静かに始まり静かに終わったのですが、ネトレプコのトスカは迫力満点、このままDVDにしても貴重な財産になると思います。
ネトレプコ夫妻は、ウィーンに住居を変えて、ウィーンやザルツブルグで活躍する準備ができているようです。来年からのプログタムをお楽しみに!
昨年4月に常任指揮者になったセバスティアン・ヴァイグレですが、1年3ヶ月ぶりに来日が可能となりました。
新型コロナウィルスを恐れて、なかなか演奏会に来なかったクラシック・ファンの皆さんもセバスティアン・ヴァイグレのブルックナーを聴くためか、ほとんど満席に近いサントリーホールでした。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番ハ長調K503
~休憩~
ブルックナー/交響曲第6番イ長調
指揮/セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ/岡田奏
コンサートマスター/長原幸太
モーツァルト(1756-91)が、ウィーンに腰を落ち着けた頃の絶頂期に作られたピアノ協奏曲25番は、欧州をはじめ国際的に活躍している、1991年生まれで親鋭ピアニストの岡田奏さんが瑞々し感性と多彩な表現力で演奏してくれました。
ブルックナー(1824-96)の交響曲第6番、久しぶりのヴァイグレの指揮で読饗も息を吹き返したような重厚な演奏を披露しました。演奏が終われば恒例の拍手の嵐がいつまでも続きほとんどの観客がスタンディングオベイションをしていたようでした。
ヴァイグレは日本に来てからコロナのため2週間のホテル待機暮らしを経て、来年の1月の演奏会まで日本で滞在するようですね。良いお正月をお過ごしください。
ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、2020年12月7日の3:00から1日だけですが、サン=サーンスの「サムソンとデリラ」を放映しました。これは2018年5月18日の公演です。2018年11月に映画館で観たMETライブビューイングの「サムソンとデリラ」は、サムソンがアラーニャでデリラがガランチャなのは同じですが全く演出が違います。比べてみてください。

サムソン/ロベルト・アラーニャ Roberto Alagna
デリラ/エリーナ・ガランチャ Elina Garanca
ダゴンの大司祭/カルロス・アルヴァレス Carlos Alvarez
ガザの太守アビメレク/ソリン・コリバン Sorin Coliban
ヘブライの長老/ダン・パウル・ドゥミトレスクー Dan Paul Dumitrescu
第1のペリシテ人/イェルク・シュナイダー Jorg Schneider
第2のペリシテ人/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
ペリシテの使者/レオナルド・ナヴァロ Leonardo Navarro
指揮/マルコ・アルミリアート Marco Armiliato
演出/アレクサンドラ・リートケ Alexandrs Liedtke
舞台/ライムンド・オルフェオ・ヴォイト Raimundo Orfeo Voigt
衣装/スー・ビューラー Su Buhler
照明/ゲリット・ユルダ Gerrit Jurda
振付/ルーカス・ガウデルナク Lukas Gaudernak
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)は、作曲家でありピアノとオルガンの名手、詩集を出版し劇作家として成功、しかも哲学者にして考古学者、美術史家とまさにマルチプレイヤー。
旧約聖書が原作でパレスチナのガザが舞台になっている「サムソンとデリラ」ですが、今回のアレクサンドラ・リートケという女性演出家では現代版「サムソンとデリラ」になっています。「バッカナール」の部分は、合唱が観客となって周りを囲み、中央の舞台でダンサーが髪を切られて眼をえぐられたサムソンをいじめる場面となっているので、華やかさはなく、その分音楽に集中できるのかもしれません。ウィーンもMET も同じ2018年公演の作品ということでガランチャの美しさも声も、アラーニャの声も同様に最高です。
最後にサムソンが 神に“復讐をさせてください”と叫び、神殿が火の海になるところは大迫力でしたね。