ユニクロ 東京

6月30日(火)

東京・銀座プランタンがあったところに日本最大のユニクロが誕生したというので行ってきました。駐車場も完備しています。

近くのユニクロのお店にはなかったレギンスを買いに行ったのですが、雨のためかお客も少なくてゆっくり見ることができました。
いろんなTシャツがたくさん売っていて面白いですよ! 地下にはちょっとしたレストランもあります。

ウィーン国立歌劇場「夢遊病の女」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、今日はベルリーニの「夢遊病の女」(2017年1月13日公演)です。METでナタリー・デセイのアミーナで観たことがありますが、今回のダニエラ・ファリー、声はもちろんのことふっくらしなやかな芸達者ファリーのアミーナとってもいいです。演出はマルコ・アルトゥーロ・マレッリで衣装は奥様のダグマール・ニーフィンドと華やかで粋な舞台となっています。

アミーナ/ダニエラ・ファリー Daniela Fally
リーザ/マリア・ナザロヴァ Maria Nazarova
エルヴィーノ/フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Florez
テレーサ/ロージー・オルドリッジ Rosie Aldridge
アレッシオ/マニュエル・ワルサー Manuel Walser
ロドルフォ伯爵/ルカ・ピサローニ Luca Pisaroni
公証人/ハシク・バイヴェルシャン Hacik Bayvertian
指揮/グリエルモ・ガルシア・カルヴォ Guillermo Garcia Calvo
演出、舞台及び照明/マルコ・アルトゥーロ・マレッリ Marco Arturo Marelli
衣装/ダグマール・ニーフィンド Dagmar Niefind

「夢遊病の女」は、ヴィンチェンツォ・ベルリーニ(1801年−1835年)が作曲したオペラです。今回のマレッリの演出では、原作のスイスの村ではありますがリーザが経営しているのは小さな旅籠ではなくマッターホルンの見える近代的なホテルとなっています。そして全2幕は同じ舞台で、第1幕の最後でアミーナに裏切られたと勘違いして怒ったエルヴィーノがホテルの扉を開け放ち、吹き込んだ吹雪によってホテルのピアノが壊れロビーも雪の吹き溜りが出来ているという設定になっており、夢遊病でアミーナが眠り込んだのはロドルフォ伯爵の部屋でなく、ホテルのロビーでロドルフォ伯爵の豪華な毛皮の中というわけです。
何と言っても大人気のフローレスやウィーンで活躍のファリーそれからロドルフフォのルカ・ピサローニもウィーンで活躍中、毛皮が似合って素敵ですね。
そしてなんと1月13日はフローレスの誕生日なので何度もカーテンコールが終わった後に観客の方から〝happy birthday  to  Florez〟の歌が合唱されました。

 

ウィーン国立歌劇場「オルランド」2

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは2019年12月に初演したオルガ・ノイヴィルト作「オルランド」です。イギリスの女性小説家ヴァージニア・ウルフが1928年に発表した「Orlando : Biography」をオペラにしたものでエリザベス1世統治下のイングランドで生まれた青年貴族・オルランドが7日間の昏睡状態から目覚めた後、女性の文学者として地位を築き、結婚・出産を経験するという物語。このオペラの衣装は日本のコム・デ・ギャルソン(川久保玲)が担当しました。ライブ記録は (http://shirokuma.photo/?p=12304)ですので今回は川久保さんのデザインした衣装を観てください。

ウィーン国立歌劇場「ドン・カルロ」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、ヴェルディの「ドン・カルロ」(2017年6月21日公演)です。フルラネットのフィリッポ2世、ヴァルガスのドン・カルロ、ストヤノヴァのエリザベッタ、そしてドミンゴのロドリーゴと豪華キャストで大盛り上がり、いつまで経っても拍手は鳴りやまず、お客は帰らないまま放映は終わりました。

「ドン・カルロ」(2017年6月21日)
フィリッポⅡ世/フェルッチョ・フルラネット Ferruccio Furlanetto
ドン・カルロ/ラモン・ヴァルガス Ramon Vargas
ロドリーゴ/プラシド・ドミンゴ Placido Domingo
大審問官/アレクサンドルー・モイシウク Alexandru Moisiuc
エリザベッタ/クラッシミラ・ストヤノヴァ Krassimira Stoyanova
エボリ公女/エレーナ・ツィトコーワ Elena Zhidkova
修道士・カルロ5世/ライアン・スピード・グリーン Ryan Speedo Green
テオバルド/マーガレット・プランマー Margaret Plummer
レルマ伯爵・王室の布告者/カルロス・オスナ Carlos Osuna
天からの声/ヒラ・ファヒマ Hila Fahima
指揮/チョン・ミュン=フン Myung-Whun Chung
演出/ダニエレ・アバド Danieie Abbado
舞台構想/グラツィアーノ・グレゴーリ Graziano Gregori
舞台監督/アンジェロ・リンツァラタ Angelo Linzalata
衣裳/カーラ・テーティ Carla Teti
照明/アレッサンドロ・カルレッティ Alessandro Carletti
演出助手/ボリス・ステトカ Boris Stetka
振付/シモーナ・ブッチ Simona Bucci
 
 
1560年頃スペイン帝国のドン・カルロ(ラモン・ヴァルガス)とエリザベッタ(クラッシミラ・ストヤノヴァ)は、婚約して愛し合っていますが、政略結婚でエリザベッタは、カルロの父親フィリッポ2世と結婚することになります。フィリッポ2世は実在した人物で、カトリックによる国家統一を掲げ、一方息子のカルロはプロテスタント(フランドル)を救おうとします。
カルロとロドリーゴの友情を歌ったDio,che nell’alma infondereは今回ロドリーゴがドミンゴということもあって大迫力です。一方エボリ公女のヴェールの歌は美しいエリーナ・ツィトコーワがこれも迫力あります。国王が王妃に愛されず、息子に裏切られた悲しみを歌ったフルラネットの十八番アリアも絶品です。「ドン・カルロ」には有名なアリアがたくさんあって今回は名歌手揃いなので、アリアが終わるごとに拍手が鳴りやみません。それはパソコンで観ている私たちも同じことでついつい引き込まれてしまいます。
結局フィリッポ2世に反逆したカルロは、祖父の霊が現れ、墓に連れて行かれます。
指揮はチョン・ミュン=フン、演出はダニエレ・アバド、天使の声はヒラ・ファヒマだったんですね!
今月27日には違う演出、歌手で「ドン・カルロ」をやります。
楽しみですね!
 
 
 

ウィーン国立歌劇場「オテロ」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、ヴェルディの「オテロ」(2018年3月18日公演)です。なんとロベルト・アラーニャがオテロになるんです。そしてデスデモーナが現在の奥様、アレクサンドラ・クルジャクですって!なるほどアラーニャ様は緑の黒髪の健康美がお好きなようで、オテロのアラーニャ様もデスデモーナのクルジャクもイヤーゴのダリボール・イェニスもすごい声の持ち主で迫力ある「オテロ」を楽しむことができました。

オテロ/ロベルト・アラーニャ Roberto Alagna
イヤーゴ/ダリボール・イェニス Dalibor Jenis
デスデーモナ/アレクサンドラ・クルジャク Aleksandra Kurzak
カッシオ/アントニオ・ポーリ Antonio Poli
ロデリーゴ/レオナルド・ナヴァーロ Leonardo Navarro
ロドヴィーコ/アレクサンドルー・モイシウク Alexandru Moisiuc
モンターノ/オルハン・イルディズ Orhan Yildiz
エミーリア/イルセヤー・カイルロヴァ Ilseyar Khayrullova
使者/イオン・チブレア Ion Tibrea
ビアンカ/カタリーナ・ビラハート Katharina Billerhart
指揮/グレアム・ジェンキンス Graeme Jenkins
演出/クリスティーネ・ミーリッツ Christine Mielitz
舞台及び衣裳/クリスチャン・フローレン Christian Floren

台本は「ファルスタッフ」や「シモン・ボッカネグラ」のアッリーゴ・ボーイトで、彼は「メフィストーフェレ」の作曲もしている。悪人に興味があったのかしら?
〝嫉妬〟によって物語が動いてゆくオペラ「オテロ」で、どうしてイヤーゴはこんな悪事に手を染めてゆくのかしらなんて学生時代にシェイクスピアを読んでいて思ったんですが、ヴェルディの「オテロ」を観ればなるほどとうなづくというより迫力に圧倒されてタイトルが「イヤーゴ」でもいいんじゃないと思えるくらい。特に今回のイヤーゴ(ダリボール・イェニス)は凄い最高です!「俺こそ悪魔だ!」そしてやはりデスデモーナは見かけも重要だと気づかされます。CD時代ではないのですから「柳の歌」がしっくり来るような可憐な乙女を演じたクルジャク、声もよかったですね!そして最も味を出していたのがアラーニャです。「復讐の二重唱」など総督の貫禄ありました。

ビリー・ジョエル(Billy Joel)2

ビリー・ジョエルの2013年ケネディーセンター名誉賞記念コンサートにトニー・ベネット、ルーファス・ウェインライトが歌手として、観客席にはオバマ当時大統領やシャーリー・マックレーン、ルネ・フレミングの顔が見られる。

素顔のままで (Just The Way You Are)

https://youtu.be/4XoZvPPXcxM

イタリアン・レストランで

https://youtu.be/GhcGTjQ58fY

ウィーン国立歌劇場「シモン・ボッカネグラ」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、ヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」(2018年5月13日公演)です。大人気の改訂版の台本を書いたアッリーゴ・ボーイトは、その後の「オテロ」「ファルスタッフ」の台本も手掛けている。このウィーンアーカイヴもこれから「オテロ」「ファルスタッフ」が出てきますのでお楽しみに!
シモンにトーマス・ハンプソンとアメーリアにマリーナ・レベカがいい味を出して涙が溢れます。ガブリエーレのフランチェスコ・メーリも張り切っていましたし、悪者パオロのオルハン・イルディスもいい声してますね。

シモン・ボッカネグラ/トーマス・ハンプソン Thomas Hampson
フィエスコ/ドミトリー・ベロッセルスキー Dmitry Belosselskiy
ガブリエーレ・アドルノ/フランチェスコ・メーリ Francesco Meli
アメーリア/マリーナ・レベカ Marina Rebeka
パオロ/オルハン・イルディス Orhan Yildiz
ピエトロ/ライアン・スピード・グリーン Ryan Speedo Green
射手隊長/カルロス・オスナ Carlos Osuna
侍女/リディア・ラスコルブ Lydia Rathkolb
指揮/エヴェリーノ・ピド Evelino Pido
演出/ペーター・シュタイン Peter Stein
舞台/シュテファン・マイヤー Stefan Mayer

11世紀中頃のジェノバ、海賊のシモン(トーマス・ハンプソン)は、平民派と貴族派が争う中、平民派として勝利し、ジェノバの総督になります。25年後、アメーリア(マリーナ・レベカ)が生き別れになったシモンの娘とわかると、シモンとフィエスコの娘マリアとの子供がアメーリアであり、アメーリアの恋人ガブリエーレとの結婚を許すことになる、シモンの腹心であるパオロもアメーリアとの結婚を望んでいたのだが叶わなくなり、シモンに毒を盛り、パオロは死刑に、シモンは死の間際に「ガブリエーレを次期総督に」とフィエスコに頼んで息を引き取る。
結構複雑なストーリーですが、ヴェルディの音楽がよく、どんどん引きつけられて行き、最後は涙・涙で終わります。

ウィーン国立歌劇場「仮面舞踏会」

ウィーン国立歌劇場アーカイヴは、ヴェルディの「仮面舞踏会」(2016年4月26日公演)2020年6月15日〜6月17日まで3日間配信されますのでゆっくりと観賞できます。なんと言っても今回の「仮面舞踏会」は、今は亡きジャンフランコ・デ・ボシオの伝統的な演出が美しく舞台映えがするのと、ベチャワのグスタフ三世、ホヴォロストフスキーのレナート、ストヤノヴァのアメリア、ファヒマのオスカルと名歌手がそろっているのも楽しめます。

グスタフ三世(リッカルド)/ピョートル・べチャワ Piotr Beczala
アンカーストレム伯爵(レナート)/ドミトリー・ホヴォロストフスキー Dmitry Hvorostovsky
アメリア/クラッシミラ・ストヤノヴァ Krassimira Stoyanova
ウルリカ/ナディア・クラステヴァ Nadia Krasteva
オスカル/ヒラ・ファヒマ Hila Fahima
クリスチャン/イゴール・オニシュチェンコIgor Onishchenko
ホーン伯爵/アレクサンドルー・モイシウク Alexandru Moisiuc
ヴァルティング伯爵/ソリン・コリバン Sorin Coliban
判事&アメリアの召使/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
指揮/ヘスス・ロペス・コボス Jesus Lopez Cobos
演出/ジャンフランコ・デ・ボシオ Gianfraco de Bosio
舞台/エマヌエレ・ルッツァーティ Emanuele Luzzati
衣装/サントゥッツァ・カリ Santuzza Cali

舞台はなんと17世紀末のアメリカのボストン。このオペラの原作は、スウェーデン国王グスタフ3世が、ある仮面舞踏会の夜、アンカルストレーム伯爵に暗殺された実話がもとになっています。検閲を通過させるためやむなくイギリス支配下のボストンに移したということです。
仮面舞踏会は18世紀の貴族社会で大流行しており、総督リッカルドとアメーリアの許されぬ恋を軸として、リッカルドの腹心レナート、小姓オスカルと女占い師ウルリカとドラマは展開されてゆきます。

ところでレナートの役のドミトリー・ホヴォロストフスキー氏は脳腫瘍で2017年11月22日亡くなられました、本当に悲しくて惜しいことでした、お悔やみ申し上げます。この舞台の1年ちょっと後のことですね。

ウィーン国立歌劇場「賭博者」

6月14日(日)

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、セルゲイ・プロコフィエフの「賭博者」(2017年10月7日公演)です。原作はドストエフスキーの書いた同名の小説で、ドストエフスキー自身の体験を描いたものらしい。ロシア語での公演、指揮者はシモーネ・ヤング、演出はキャロライン・グルーバーと女性の競演で、きらびやかな舞台となっています。

将軍/ドミトリー・ウリヤノフ Dmitri Ulyanov
ポリーナ/エレーナ・グーセヴァ Elena Guseva
アレクセイ/ミーシャ・ディディク Misha Didyk
バブレンカ(おばあさま)/リンダ・ワトソン Linda Watson
公爵/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
アストリー/モルテン・フランク・ラーセン Morten Frank Larsen
ブランシュ/エレーナ・マクシモヴァ Elena Maximova
ニルスキー王子/パーヴェル・コルガティン Pavel Kolgatin
ポタープィチ/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
ヴルマーヘルム男爵/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
指揮/シモーネ・ヤング Simone Young
演出/カロリーネ・グルーバー Caroline Gruber
舞台装置/ロイ・スパーン Roy Spahn
衣装/メヒシルド・ザイペル Mechthild Seipel
照明/ウルリッヒ・シュナイダー Ulrich Schneider
振付/ステラ・ザヌー Stella Zannou

ルーレットブルグという架空の町のカジノを舞台に、多くの人々の運命が織りなすストーリー。アレクセイ(ミーシャ・ディディク)は、心を寄せるポリーナ(エレーナ・グーセヴァ)が、侯爵一家への借金返済のために彼に渡したお金を全てすってしまいます。
ポリーナの義父である将軍もポリーナ同様、侯爵一家から借金をしています。将軍はおばのバブレンカ(リンダ・ワトソン)から不動産を相続するつもりでしたが、バブレンカおばさんは甥が相続するはずの財産をギャンブルで全部すってしまいます。侯爵一家もポリーナから離れて行こうとするのですが、アレクセイの方は、ついに賭けでつきが回って来た。その時にはポリーナも全ての人が去ってゆくのでした。
プロコフィエフの音楽は、軽快なテンポで麻薬のようにギャンブルにハマってゆく人々を描いてゆきます。とっても面白い!
財産を全部すってしまう、大金持ちのおばさまにリンダ・ワトソンが扮していて、空っぽになってカジノを去ってゆくところが素敵です。

 

アローカナ卵

信州に行った友人から「アローカナ卵」をお土産にもらいました。
アローカナ卵は南米産の地鶏で、スカイブルーの殻の卵を生む珍しい鶏の卵「幸せの卵」と言われています。サイズは小さめですが、一般的な卵よりも栄養価が高いと言われています。

お味は、あっさりとして野性味溢れる味でした。

中村農場 : 山梨県北杜市高根町東井出4986-524
Tel               :    0551-47-5030

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