2017年公演のロイヤル・オペラハウスの「魔笛」は、有名なマクヴィカーの演出ですが、刺激的なバリー・コスキーの「カルメン」をみた後では、平凡に見えてしまうのはなぜでしょうか。
マクヴィカーの演出ですと今までに「ジュリオ・チェーザレ」同じくヘンデルの「アリオダンテ」「ファルスタッフ」「ロベルト・デヴリュー」「トロイ人」「トリスタンとイゾルデ」「アドリアーナ・ルクヴルール」など素晴らしい作品を観てきていますのでさらにじっくりとということですね。
コヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラハウスには、以前、友達と英国旅行のついでに天井桟敷で「ビリー・バット」を観たような懐かしい思い出があります、こんどR.O.Hのストリーミング会員になったので思い出をもう一度です。
おめで鯛・松尾シェフのサーモンパイ
今日は、サーモンパイを作りました。
グランシェフ松尾さんのyoutubeを見ながら、
とっても美味しくできました、皆様も作ってみてね。
梶原景時めぐり
今日の散歩は、梶原景時が創立した萬福寺と、梶原氏館跡ー梶原稲荷神社で、どこも我が家から30分ほどのところにあります。
梶原景時といえば去年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では中村獅童さんが演じていましたが、
萬福寺 1190年ごろ梶原景時が将軍源頼朝の命により大井丸山というところに建立したのが始まり、1320年に火災にあい景時の墓所のある馬籠に移され再建されました。境内には頼朝からもらった名馬「磨墨」(するすみ)の像がある。可愛らしい景時のお墓もあります。
梶原氏館跡 来福寺 梶原景時の子景季が植えた「延命桜」と「梶原の松」があったと伝えられます。
梶原稲荷神社 梶原稲荷神社が建てられた由来が右に書いてあります。
「鎌倉殿の13人」で、後鳥羽上皇(尾上松也)を隠岐に流したのは北条義時(小栗旬)だってことが分かり日本歴史を再確認しました。
原宿あたり
健康のため散歩をしようと、今日は原宿あたりに行ってみました。
新しくできた原宿駅表参道口は、近代的な造りになっています。
2006年にできた表参道ヒルズにはよく行ったのですが、最近ではご無沙汰気味のこの辺り、もう若者で溢れかえっていました。
原宿駅前の「ウィズ原宿」には、「IKEA」や「ユニクロ」「スターバックス」など横文字のお店が立ち並んでいます。
2階の一角にある「MACCYA HOUSE 抹茶館」で休憩し、九条ネギうどんや抹茶ソフトをいただきました。
京都の河原町にある抹茶専門店「MACCYA HOUSE 抹茶館」日本本店の東京支店だそうです。
厳選した素材を使った京都の味で、本当に美味しかった。今度は抹茶ティラミスを食べてみたいですね。
新春初カルボナーラ
お節料理、お雑煮は2日までで終わり、今日は初カルボナーラです。
サラダ、フルーツ類を多くして、チーズ、卵たっぷり、
今年はロイヤル・オペラ・ハウスのオペラも加わって、オペラ三昧、美味しいもの三昧の1年になりそうです
明けましておめでとうございます
うさぎ年の今年もよろしくお願いします。
ウィーンでは、「こうもり」が今日から3日間無料放映されています。
このお正月、皆様でくつろいでご覧ください。
ウィーン国立歌劇場
ロイヤル・オペラ・ハウス「カルメン」
奇才で有名なバリー・コスキーが演出する「カルメン」を、ROH(ローヤル・オペラ・ハウス)でストリーム放映するという案内がきたので試しに1ヶ月聴いてみることにした。オペラもサブスクで楽しむことが出来る時代になりまして、結構長い「カルメン」なんですが面白い!面白い!
バリー・コスキー演出では、ウィーンの「ドン・ジョバンニ」グラインドボーンの「サウル」アムステルダムの「トスカ」リヨンの「金鶏」などを見ましたがどれも凝っていて素晴らしいものです。
そして衣装はカーティン・リー・タグですね!どれも現代でも着ることができる素敵な衣装ばかり。
振り付けは、コンテンポラリーダンスを取り入れているオットー・ピヒラー、本当に面白いですから機会があったら見てみてください。
今年もメリークリスマス!
Merry X’mas !
今年もローストチキンを焼いてみました。
グランシェフ松尾さんのyoutubeを見ながら、
メトロポリタン歌劇場「めぐりあう時間たち」「アワーズ The Hours」
「花は、私が買ってくるわ、とダロウェイ夫人が言った」という書き出しから始まる小説「ダロウェイ夫人」を元にしているからでしょうかこのオペラは花がたくさん出てきます。
アメリカの作曲家ケヴィン・プッツ(1972ー)のオペラ「The Hours」日本題で「めぐりあう時間たち」は、スティーブン・ダルドリー監督の映画「The Hours」の原作であるピューリツァー賞を受賞したマイケル・カニンガム(1952-)の小説に基づいており、この小説自体はヴァージニア・ウルフ(1882-1941)の本 「ダロウェイ夫人」に基づいています。という複雑なオペラですが、中身も相当複雑なんです。
映画「めぐりあう時間たち」の
ヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマン・・・ジョイス・ディドナート
クラリッサ・ヴォーンを演じたメリル・ストリープ・・・ルネ・フレミング
ローラ・ブラウンを演じたジュリアン・ムーア・・・ケリー・オハラ
がこのオペラには出演していて、MET の誇る3大ディーバが声を合わせるという画期的なプログラムとなっています。
絶望的な映画の「めぐりあう時間たち」とは違って、ところどころに「魔笛」が出てくるし、最後の女性3重唱は「バラの騎士」を思い出させ、しっとりとした雰囲気のうちにオペラは終わります。
日本では2023年の2月3日〜2月9日まで松竹METライブビューイングの映画館で見ることができますが、その前に映画「めぐりあう時間たち」をご覧になってからの方が分かりやすいかと思います。
映画「めぐりあう時間たち」「The Hours」
METで「The Hours」日本題は「めぐりあう時間たち」という作品のオペラをプレミエで上演しているので、まず映画をアマゾンプライムで見て見ました。
「めぐりあう時間たち」は、イギリスの作家バージニア・ウルフと彼女の代表作「ダロウェイ夫人」をモチーフに女性が自分らしく生きようとする時、直面する人生の選択を描いた映画で、原作はマイケル・カニンガムの小説「めぐりあう時間たち 三人のダロゥエイ夫人」
この作品は第75回アカデミー賞9部門にノミネートされ、特殊メイクをほどこし、ヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞を受賞。第53回ベルリン国際映画賞ではジュリアン・ムーア、メリル・ストリープを含む3人が銀熊賞を共同受賞した。
・1923年の英国、リッチモンドでのヴァージニアの1日(ニコール・キッドマン)
・2001年のニューヨーク、マンハッタンでのクラリッサの1日(メリル・ストリープ)
・1951年のロサンゼルスでのローラの1日(ジュリアン・ムーア)
日本では難解なため、あまり評判にはならなかった作品ですが、原作のマイケル・カニンガムはゲイで、この作品の3人の女性も満たされない日常の生活に悩んでいる。驚かされるのは、ヴァージニアが川に入水自殺をするところと、詩人で小説家、エイズに侵されているリチャードが窓から飛び降り自殺するところでしょうか。ニコール・キッドマンが迫真の演技力でヴァージニア・ウルフに迫ってゆくところは必見でしょう。ヴァージニア・ウルフといえば360歳まで生きたオペラ「オルランド」の原作もヴァージニア・ウルフでしたね! そしてこの映画の音楽は、現代音楽の作曲家フィリップ・グラス(1937-)が担当しています。
メトロポリタン歌劇場「椿姫」
メトロポリタン歌劇場のヴェルディ「椿姫」です。
椿姫のナディーン・シエラは、アメリカの女性オペラ歌手で1988年5月14日生まれ、今最も売れているソプラノ歌手。
そしてアルフレッドは、超イケメンのステファン・コステロ、
演出はマイケル・メイヤー(1960 年 6 月 27 日生まれ) で、2007年にロック・ミュージカル《春のめざめ》で演出家としてトニー賞を受賞した演劇監督、映画製作者、劇作家です。彼は、「椿姫」をロマンティックで、ヴィジュアル的に豊かなものにしたいと考えました。その美は自然の世界からもたらすことが可能ではないかと考え、ヴィオレッタのアルフレードとの愛の物語を、春夏秋冬の4つの章として捉えることにしたと言っています。
前奏曲で舞台はヴィオレッタが死んだ後の世界から始まります。
確かにヴィジャル的にとても豊かで豪華な舞台となっていて見ていて楽しい。
国際色豊かで、健康的、かつ明るい椿姫役のナディーン・シエラですが、涙が出るところはちゃんと泣けてくるヴェルディの凄さですね。
二幕フローラの屋敷での仮面舞踏会で、ゾンビに扮したバレエ団の踊りが面白い、METならではの演出でしょうか。
初めのシーンでアルフレッドの妹がいて、二幕にもそして三幕にもウェディングドレスの妹が出て通って行きますが通常の「椿姫」にはない場面です。
とにもかくにも、シエラの熱演にすごい拍手とスタンディングに包まれた「椿姫」でした。
ウェスティンホテル東京でクリスマスブッフェ
恵比寿にあるウェスティンホテル東京「ザ・テラス」で、クリスマスランチをを楽しんできました。
恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスまで行き、バカラのシャンデリアを通って、高級フランス料理店「ジョエル・ロブション」のお城のような建物を抜けると「ウェスティンホテル東京」に到着します。
ビュッフェスタイルなので色々楽しむことができます。
デザートは充実して美味しいし、このホテルの中華「担々麺」も味わえます。
1月はニューイヤーズブッフェ、1月5日からはストロベリーデザートブッフェもあります。
なんといっても、見晴らしのいい恵比寿のロケーションがいいですね!
そして、「ジョエル・ロブション」の正式ディナーにも行ってみたい。